すごいじゃん!

赤いシリーズ、迷路は、“迷”度は度を越え、迷過ぎて、訳わからないというか、
辻褄が合わなくて、なかなか見る気になれなくなりました。

それに、長山の着物姿が見どころだったのに、その姿も、出番が急減。たぶんほかの仕事が入ってきたのでしょうね。

運命なら、岸田の着物姿は頻繁に現れ、しかも派手ではなく、趣味がいいです。






ドライヤーが壊れて、夕方、それを買いに行って、「こんにちは」と女の子に声かけられ、
ふみと同じ学校の、ふみより一学年上のAちゃんでした。
「いつも着物だね」とAちゃんが、
「そうね」
「好きなの?」とAちゃん、
「そうなのよ、好きなの」
「やっぱり。どれぐらい時間かかるの?着るの」とAちゃん、
「かかるのよ、15分ぐらいかな」
「え?すごいじゃん、みんなもっとかかるよ、30分以上かかるよ、それでもいいほうよ」
「ほんとう?」
「ほんとうほんとう、髪がどうしてるの?誰かに結ってもらってるの?」
「髪?髪も自分で」
「ほんとう?!毎日?すごいじゃん、すごいよ」

へぇ〜、こんなに感心されるとは。
「Aちゃん、どうしたの?」、とわたしは松葉杖のAちゃんに聞く、
「これ?骨折」
「たいへんじゃない、どうやって?」
「学校で、大繩」とAちゃんが明るい笑顔で。


しかし女の子って、3、4年生にもなれば、もうこんな会話ができるんですね、着物着るのどれぐらい時間かかるとか。男の子と全然違うのですね。