初めてのおにぎり
夕べから、のどが痛く、微熱がありました。
風邪でしょうね。ちょっと疲れたしね、いろいろと。
今日は、お散歩にも行きたいし、電気量販店へ、トースターも買いに行きたいです。
今使ってるトースターは結構古くなり、この前、洗濯機を買いに行った時に、とてもコンパクトで、かわいくて、お値段も手頃のトースターが気に入りました。
けど、起きてしばらくすると、ちょっと出かけられる状態じゃないと思って、ゆっくり休むことにしました。
微熱は上がったり下がったり、横になると、眠ってしまいます。
頑張って起きて洗濯ものを干し、お昼、どうしよう、ふみに食べさせなくてはならない。
「ぼく、ごはんつくるよ、おにぎりでいい?」
え?!「おにぎり…、ごはん炊かなくちゃいけないのよ、冷凍庫に、ごはんはないと思う」
「ごはんぐらい、炊くよ」
「お米、研いだり…」
「するする」
それからのふみは、一人でお米を米びつから取って、研いで、水の加減を見せに来て、(ちょっと多いかな)って思って、ま、いいじゃない。
炊飯器のセットをして、ふみはスーパーに行きました。
自分の昼食用のメンチカツと、わたしに、スポーツドリンクを2本買ってきました。
それから、ごはんが炊き上がるのを待って、おにぎりを作ると、ふみはやる気満々。
「おにぎり、だいじょうぶ?」とわたしは聞くと、
「うん、だいじょうぶ、パパが作ってくれてるのいつも見てたから、小さいおにぎりでいい?」
そうなんです。パパはよく小さいおにぎりをふみに作ってあげてました。
おかずが気に入らない時、「ふみ、おにぎり作ってあげようか」とパパはいつも楽しそうに言うのです。
ちょっとお腹がすいたとふみが言うと、「小さいおにぎりを作ってあげようか」とパパは楽しそうに言うのです。
ラップを敷いて、上に少量のごはんを広げて、具を入れて、ラップを丸めて、かわいいおにぎりが載ってるお皿が、あっという間に、ふみの前に出現。
その小さいおにぎりは、いつもいくつかの味にしています。
今日は、ふみに呼ばれて、起きてみたら、ふみの前に、ラップが敷いてあって、上に少量のごはんを広げて、ふみは、瓶から海苔をスプーンで取り出して、ごはんに塗って、それからラップごと丸めて。
ちゃんとパパがやってる時を見てるんだね、ふみは。
小さいおにぎりを楽しそうに作ってくれるパパは、ふみには、口頭での教育より、うんとたくさんのものが伝わっていたんだ。
もちろん、おにぎりの出来栄えは、パパのとは、比べられないが、
「ごはんちょっとペシャペシャだね」とふみが。
「ちょうどいいちょうどいい、風邪の時には、これぐらいが消化しやすいから」
ふみが作ったおにぎり、何個も食べました。
夕方、帰ってきたパパが、お薬を買ってくれて、さっそく飲みました。