やっぱり“要る”

昨日の黒猫ちゃんのために、帯留を。



ペットショップの、ふみの“スノーウィー”、姿が見えなくなりました。

誰かに飼われたんでしょうね。


「とにかく僕は犬を飼うから、スノーウィーを飼うから」

「ポリーがいると、ダメなのよ、飼っている犬が、飼っている鳥を食べたこと、よくあるのよ、犬が悪いじゃなくて、本能だから、仕方ないのよ」

「ぼくの誕生日プレゼントは、いらな…、えっと、いるけど、クリスマスプレゼントはいらないから、その代わりに、犬にして」




昨日とまたガラッと変わって、北風がビュービュー、寒いこと寒いこと。

寒いのは仕方ないけど、風はイヤですね。
北風はとてもイヤです。



そんなビュービューの北風の中、ふみと英会話教室へ。



いつものようにわたしは下のカフェでふみを待つことに。


寒いせいか、カフェは混んでいました。


運よく席が空いて、入り口あたりのソファー席でした。


あと10分ほどふみも出てくる時間だな〜という時に、盲導犬が、目の不自由な女性を連れて入ってきました。

急いでバッグとショールを持ち、席を譲りました。
同時に店員さんも出てきて、わたしにお礼を言って。
当たり前のことをしただけなのに。

立っているわたしを、その盲導犬は、顔を上げて、見ていました。

わたしの大好きなラブラドール犬です。

寒いせいか、そのラブラドールは、鼻水と涙が少し出ていました。

顔を上げて、じーっとわたしを見ていました。


鼻水を拭いてあげたい、涙も拭いてあげたい、抱き締めたい、せめてなでなでしてあげたい。わたしの大好きなラブラドール犬を。


ラブラドールの背中に、“お仕事中です”とのプレートが縛ってあるので、わたしは我慢しました、ひそかに手を振って、「バイバイ」。


カフェを出て、ラブラドールの目は、ずっと頭から離れません。
その目は、哀れや、つらさなどはなく、なんだか“慈悲”が溢れていました。



出てきたふみに、わたしは「盲導犬が生まれ変わったら、きっと人間になれるよ、しかもとっても幸せな人間になるの」と言って、

「え?!」とふみはワケわからない様子。


それはそうだ、藪から棒に。