豆豆、の為

6月に、ふみとウィーン少年合唱団を聞きに行きます。

パパはその日お仕事で行けないのです。


知人は、昔からウィーン少年合唱団の大ファンで、その時期の少年合唱団団員の名前を全部覚えて言えるぐらいです。


わたしは、テレビ画面を通しての、その天使のような声を知ってますが。生で観るのは、初めてになります。楽しみです。




夕べ、ふみは鼻水は出て、喉もおかしい、風邪っぽくなってました。

わたしは、一晩中に夢を見てました。
夢の中、神社での豆まきを、人混みの中で手を伸ばして受け取ろうとするふみは、ダウンコートを着ていなかったです。
薄着のまま、豆や飴玉を奪い合ってます。


なんだか怒りすら覚えるほど、嫌でした。


今朝起きて、目覚めたふみに、「豆まきの時、どうしてコート着ないの?あんな寒さの中、コート着ないと風邪ひくに決まってるじゃないの」

“なに言ってるの?!”とでも言うと思ってました。
だって、わたしの情報は、夢からのですから。


が、ふみは、
「え?だって、コートを脱がないと、豆を受け取れないじゃん」とふみが、「こう、コートを拡げて、…」

!やっぱり!

バカね〜、この一桁の気温の中、おまけに境内の日も当たらない場所、おまけに午後の4時。


だから嫌なのよ、豆まき。年男か年女か知りませんが、
豆を高いところから撒いて(投げ出すにも見える)、下にいる人間たちそれを奪い合うように…。


どうしても感心できないわ。


撒いて豆をが、奪い合った人に、福を持たせる。
しっくり来ないです。

神様は、そういう人間の奪い合う様子をご覧になって、ほほえましいのかしら。


毎日天気予報をチェック、毎日服の加減を考え、毎日手洗いを催促…。

豆のために風邪をひくなんて。