一番の寒さ

今シーズンの一番寒い日の今日、
河津桜につぼみが、

朝、着物姿のMさんがわたしに、「帯を見てくれる?」とおっしゃって。
Mさんの帯を指を入れて整えながら、とっても、とっても嬉しかったです。

あ〜、わたしは、人の帯を直すことが、できるようになったんだ。
というより、着付けのベテランのMさんに、さりげなく「帯をみてくれる?」と言われるなんて。

つまり、わたしは、人から見ると、もう帯などを直すのを頼んでもよいとなっているのね。

思わん一言で、わたしは一日中、ウキウキの気分でした。

わたし、やはり着物が好きだわ〜。ほんとうに。なんといっても。
生れてから、着物暮らしを、ずっと待っていたことですね。



夕方、イチゴを食べたいふみのために、スーパーにイチゴを買いに行って、安全な九州産のイチゴは、一パック780円もしました。
家の近くで、学童から帰宅のふみと会い、で、Bさんと会いました。
ふみと同じ小学校の、4年生のお母さんです。
地元生まれ、地元育ち、地元暮らし。
「あら〜、お帰りなさい〜、あ、そうだ、来年の“校外”、ふみくんママだからね。町内の。一回二年間、担当ですけど、よろしくね。だいじょうぶですよ、来年は私も一緒です。ついてますから、しっかり教えますから、よろしくお願いいたしますね」

( ゚Д゚)
い、いつの間にか、わたし、来年、“校外”を担当することに?!
だ、だれが決めたのです?!

混乱しているのは、内心だけ。見た目のわたしは、冷静且つ満面の笑み、「わかりました。こちらこそ、よろしくお願いいたします」
リッパ!りっぱ!

Bさんが見えなくなって、ふみ、はははと笑いだしました。よほどわたしはおかしく固まっているのでしょうか。

ボーっとしているわたし、
爆笑するふみ。


あとで、それを聞いたパパが一言「まるでオランジーナのコマーシャルみたい」と。

うまいっ、笑ってしまったよ。


夜、
「特別なスープ、…、あったかいんだから〜」とふみは口ずさむのです。