おはぎ


今日、風がだいぶ冷たく感じます。
来週1週間冷え込むそうです。



この猫、人懐こくて、いつも道の真ん中に座って、遊んでくれる人を待っています。涙ながら。

パパに、この写真を見せたら、



「香箱を作っている」と。

猫が、その前足を畳んでうずくまっているような形、“香箱を作る”とか“香箱座り”と言うんですって、
初耳でした。



ふみが英語教室に入って、わたしはカフェで一休み。


うとうとしそうな時に、

隣の席に、ある母娘が座りました。
娘さんは、5歳ぐらいかな、

しばらく沈黙の後、

お母さんが、「ね〜、××ちゃんが今日、“泣いてみて”と言われたら、すぐ涙がでたね、同じレッスンを受けたのにね、できなかったもんね。」

「…」

「オーディションに落ちたのは、なんでだ思う?うん?考えてみた?××ちゃんって、この子よ」とスマホを女の子に見せ、
ずっと黙ってる女の子が、「でもさ〜、えっとさ〜、あの…」

「なに?」

女の子、また黙りこんだのです。

「落ちたのは、しょうがないから。うん、しょうがないから」

…。


お母さんの声は、優しく、ささやくようですが、
なんだか、その場にいるの、辛くなりました。



夕飯に、フェットチーネのバジルソースを作りました。

美味しい美味しいと称賛されました。


もちろん、ちゃんとおはぎも買ってきました。お彼岸だもの。



うちの玄関のドアのペンキ、所々剥がれて、しばらくそのままほったらかしにしましたが、今日、雑貨屋さんから、水性ペンキ、金属製ブラシ(ペンキを削り剥がす用)、刷毛、を買ってきました。

ふみが眠ってから、わたくし、ペンキ屋さんになって、作業をしました。

時間はあっという間に過ぎて、

ま〜、ドア、見違えるわ〜


わりと好きです。職人みたいな黙々することが。
障子貼りとか。

母親はこういうことをよくやっていました。
手先が器用な従兄は、よく母親と一緒にいろいろやります。

二人とも黙々、あ・うんの呼吸。
台所の何かを作ったり、何かを直したり。

父親はまったくの不器用で不向きでしたが。

わたしはいつも傍で見ていました。

ペンキ塗り楽しい楽しい、刷毛の痕が見えたり、手作り感がたっぷり。
好きです。