清明
ベランダのリンゴ、雨の中、お花が開きました。
ふみは9時半過ぎうちを出て、塾へ、試験をうけに行きました。
わたしはテレビを観ながら、ちょっと片付けをしたら、もう昼近くになり、地下鉄に乗って、新宿へ。
化粧品のチークを買いに。
チークを使わないと、病み上がりのような顔色になるので、チークをつけて、血色のよいような顔色にしないとね。
今日は、ふみと新宿で待ち合わせしました。
新宿で、図工用の色鉛筆やクレヨンを補充しようと。
それからは、メロンパフェを食べる予定です。
この冬、毎日ちゃんと手を洗って、体調管理して、病気にかからないなら、4月にそのご褒美のタカノフルーツパーラーのメロンパフェを食べる、との約束でしたから。
ふみから電話がありました。
今塾に出た、これから地下鉄に乗りに行く、と。
ふみ、地下鉄に一人で乗るのは、初めてです。
いつも一緒に乗ってるから、わたしは心配はしていないです。
着信があって、 ふみだ。
Suica、お金足りないと。
(+_+)
実は今朝ちらっとそれを思ってました。
しばらくチャージしていないですから、残金足りるのかなって。
「駅員さんに、お金を貸してください、帰りに帰しますから、って言える?聞いてみて、事情を話してみて、どうしたらいいのかって」と言ったら、
「うん、言える」とふみが。
ま、ダメなら、わたしがいったん乗って帰ればいいですし。
ふみから電話がありました。
「駅員さんが、中に入れてくれた、ママ、改札前に待ってくれない?」とふみが。
あ〜、たぶん出る時に清算すればいいって言われたんでしょうね。
ふみ、階段から上がってきました。
手に黄色い切符ぐらい大きさの紙を握って。
お金を貸すことは無理ですけど、黄色い紙を渡されて、それを改札のところに見せて、わたしがふみからSuicaを受け取って、チャージして、また渡して。
ふみ、改札から出てきました。
顔からなにも読めないですけど、さぞ焦ったのでしょうね。
「こういう時に携帯もし電池切れたなら、もうどうしようもないね」とふみが。
「どんなことがあっても、とにかく落ち着いていれば、必ず何かの方法が見つかりますよ。とにかく落ち着くのが大事」とふみに言い聞かせて。
世界堂でふみの文房具類の買い物を済ませて、
タカノフルーツパーラーへ。
タカノの建物の地下にも、パフェが食べられるカウンター席ができて、そこも行列。
カウンター席ですし、パフェだけですし、回転が早いと思って、待つことに。
これはこの一年、ちゃんと手をあらって、病気もらってないご褒美だよ。
メロンパフェ、ま〜、ほんとうにおいしかったですこと。
タカノフルーツパーラーの創立130周年の限定ですって、このメロンパフェは。
パフェやケーキは、わたしには、どうでもいい存在でした。一生食べられないよって言われても、たぶんなんも思わないでしょう。
けど、このメロンパフェ、初めて、わたしにパフェはおいしいと思わせました。
今日は「清明節」ですね。
今年もその通りで、一日、雨がザーザー。