当たってる
気が付いたら、もう6月も中旬過ぎようとして、まだ御中元の手配もしていないのです。
朝出掛けて、病院によって、混んでたらやめようかなって思って、2、3人待ちなので、待つことにしました。
注射を受けて、地下鉄に乗り、新宿へ。
しかし血管って、こんな頻繁に針に刺されても、だいじょうぶなんですね。仕方がないですけど。
デパートに行ったら、ま〜、御中元コーナーの大行列。
やっと番号で呼ばれて、ついたての内側に行ったら、今度また順番待ちです。
手続きを済ませて、デパ地下から、ふみの大好きな手作り肉まんを買って、電車のホームに出れば、雨ザーザーなのにびっくり。
天気予報は言ってもなかったですし、朝出る時は、日がさしてましたよ。
最寄り駅の一つ先で降りて、そこのタクシー乗場は、屋根のあるところですから。
タクシー待ちも、大行列。
タクシー、なかなか来ないや。
今日はふみはお昼頃の下校なの、傘を持たせていないですから、傘を持ってお迎えに行かないと。
タクシー、なかなか来ない、気持ちは焦る。焦ると体に悪い、時計を見ながら、焦ってもしょうがないと自分を説得。
「天気予報、言ってないよね、雨」後ろから男性の方の会話が聞こえて、
「天気予報じゃダメだよ、スマホから天気をチェックするの一番、一々更新してるから」
「チェックしてるよ、見て、ここ、××区だろう、午後2時から雨ってなってんだよ」
タクシー、やっと来ました。
うちについて、肉まんをかじりながら、支度したり、
傘を持ってふみの学校へ。
雨、ちょっと弱くなって、行くのやめようかな、でも、テレビでも、ネットでも、予報ができないですから。
学校についたら、パラパラの雨、またザーザーとなって。
生徒たちはぞろぞろ降りてきて、知ってる子はちゃんと挨拶してくれて、
知らない黄色い帽子の一年生の男の子が近付いて、 「なんで着物着てるの?なんかあるの?」
「なにもないけど、好きだから、毎日着てるの」
「ほんとうに毎日?」
「毎日、雨の日もよ」
「毎日か、よかった」
なんで、よかったのは、わかりません。
1年生は、かわいい。
幼稚園は、年中も年長も大してかわらないが、
小学校の高学年と新入生、違いが大き過ぎますね。
ふみが出てきて、「え?どうしたの?別に傘要らないよ」
傍にいるAちゃん、「濡れるでしょう、すごい降ってるよ」、やはり女子はしっかりしてるわ。
ふみ「ぼく、S君と帰るから、先に帰ってて」
はいはい。
ふみは、傘持ってない仲良しのS君と相傘で歩く。
S君は途中の学童の建物に入り、ふみ、やっと立ち止まって、わたしを待つ。土曜日の分の英語を今日に振替したので、ふみは学童には行かないです。
うちについて、ふみはシャワーを浴びて、すぐまたわたしと英語へ向かいました。
雨、上がってます。でも念のため傘を持っていくわ。
しばらく歩いたら、雨がポツポツ、と思えば、あっという間、ザーザーとなり、坂道に、白い煙のようなしぶきが立ち、
「ちょっと待ってちょっと待って」とわたしは叫びなから慌てて傘を拡げ、
隣のふみは「ちょっと待ってちょっと待って雨さん、ラッスンゴリライってなんですの…」
(>.<)
いいな〜、子供って。
ふみのレッスンバッグが濡れないように、わたしはバッグを必死に抱えて。
ふみは教室の建物に入り、
わたしはカフェへ。
着物の裾あたりと足袋は、びっしょ濡れ。
さー、スマホを出そうと、ぎゃー、スマホ、バッグにないや。入れ忘れたわ。
仕方がない、音楽でも聞くわ、ぎゃー、それもバッグに入れてないや。
(((・・;)
コーヒーを飲みながら、窓の外の雨を観て。
夏着物ですから、しばらく座ると乾きましたが、足袋は、なかなか乾きません。
確かに、朝、ちらっと今日の星座占いを見てたら、水瓶座、いろいろ困ることが、とかなんとか、でしたね。