大暑
大暑の今日、朝の8時頃まで雨が降っていて、
上がってから、蒸し暑さが残ります。大暑に相応しいガンガン照りはないですが、蒸します。
今日もふみは朝から学校のプール、今日は検定のある日で、雨が上がらないと、入らなくなるので、ハラハラするふみでした。
この前の個人面談に学校に行って、廊下の壁に、図工で作った作品が展示でありました。
色紙を、真ん中十字切り開けて、切口の紙を捲って、何層もなって、お花、との作品です。
色彩々の紙、何枚も重ね、子供によって、さらにそれを何個組み合わせして、たくさんのお花を咲かせて。
ふみの作品、とってもわかりやさかった。一目で、ある意味、目立っていたのです。
切口は、ほぼそのまま、多少捲ったかなって感じです。
それを思い出して、ふみに、「図工の作品だけど、ふみ、まじめにやってる?」
「なんで?」
「あの色紙で作ったお花。みんなのは、はな。ふみのは、あな。でしょう?」
「だって図工、つまらないもん」
「どうつまらないの?」
「先生が言う通りしないとだめだから、みんな同じのつくる。個性が認められない」
「こ、個性?!ふみ、図工の個性を語るのは、まだ早いよ、個性は、しっかりした基礎の上に、やっとできることよ。ピカソはあんのような絵を描くけど、普通の油絵、相当うまいよ…」
「ぼくのは、シンプル、シンプルが一番」
シンプルって、花が穴になってるけど。
コーカサスオオカブト、確かにかっこういい。