今度はカニ

今日、ふみが学童から帰ってきたら、
公園の水路から釣ってきたという沢蟹を、連れて帰ってきました。


ひゃ〜、かわいい〜


ちっちゃい、ちっちゃい、サワガニ、
ご飯粒をやったら、
掴んで、ぱくぱく。


かわいい〜





Mさんが、この暑さの中、葛餅を届けにきました。

「もらってばかりじゃね」と。


Mさんには、気が向いたら(と言っちゃ失礼かしら)、わたしはMさんには、何かを差し上げてます。

ハンカチだったり、靴下だったり、甚平だったり、
今回は、夏の作務衣でした。


なかなか会わないから、知人に頼んでお渡しました。


「いいのに、気遣わなくても」


「やややや、いつももらってばかりじゃ、俺もよ、それなりに気使うよ」


なにをおっしゃいますやら、急に気遣ったりして。

「こんな暑い中、重いのに、ありがたいけど、もうやめてくださいね」

「あなたのほうが、もうやめてくださいね」

「わたしはやめないけど、Mさんはやめてくださいね。あ、それより、いかがでしたか」

「なにが?」

なにがって、「差し上げたものが」

「あ〜、開けてないよ」

「どうして⁉」

「あれシーツかタオルだべ?使わないよ、大事にとっとくから、ありがとうね」


「はっ?作務衣ですよ」

「あ?作務衣?」

「そうですよ、夏用の、やだ!どうして開けて見ないんですか?」


「あ、俺、シーツかタオルかと思ったよ、アハハハ」

なんなのよ。

半袖、やはりその長袖を自分で切ったギザギザのものを着ていらして。


下駄を履いてるMさんは、カランコロンとおかえりなりました。