ぶらりとお散歩
道端の柿も実って、日に日に秋がめいてきますね。
彼岸花、いつの間にか、こんなに。
今日はふみの生け花の日です。
先月は急に高野山に行って、お休みしましたが。
いつもの出勤時間と変わらず出なくではいけないので、朝からドタバタ。
「なんでサンダルがダメなの」
「傘はいらないよ、天気予報当たらないでしょう」
「なんでぼくも携帯を持つの」
……
出た。ふみの一々の反発。
素直に傘を持って、素直に携帯をカバンに入れて、素直にサンダルではなく、スニーカーを履くのは、
めったにないね〜
しかしこういうの、朝の忙しいときには、ほんとうにもうたくさん。
「確かに天気予報が当たらない時も多いけど、でも、もう西から降ってきてるから」、怒りを抑えて、この十回も二十回も同じようなの説明を。
「西ってどこ?新潟あたり?それならまだまだ」
…。
“あのね、当たらないならいいけど、降ってきたら…”
“サンダルは習い事に相応しくない”
“携帯電話は…”
こんなことを言うエネルギーは、もうわたしにはないわ。
ほぼこれが最近の日常。
気付いたこと、母親のわたしにばっかりです。
携帯でも、傘でも、これがパパが言うなら、まあまあ聞いてくれてる。
わたしには、意味もない逆らってばかり。
こういうの、限りがあるのでしょうか。
いつか、素直に言っていることを反応したり、素直に聞いてくれたり。
そういう日、来るんかしらね〜
生け花が終わって、定番になった、神楽坂の回転寿司屋さんで。
ふみ、11皿も食べて。これは歩いて帰らないと。
わたしはエンガワを少々。
わたしはやっぱり紀の善の抹茶ババロアを。
蝶々に近づき、ふみが写真を撮る。
蒸し暑さの中で、一万歩以上歩きました。
うちについて、さっそくお花を生けて。