一

一足早く、ハロウィーンっぽく。

昨日は、池上駅近くのパン屋さんからカツサンドを買って、今日の朝ごはんにと思って、
今朝、ふみは一口食べて、「キュウリとレタスが入ってる」と、食べなくなって、ご飯にしました。

ふみ、野菜が大の苦手です。
学校の給食にのお野菜は、仕方なく（本人の言葉だと“死ぬ思いで”）食べています。

以前は、いつも一人最後に残って、しぶしぶ、ほんの少しずつ、野菜を口に入れて、飲み込んでましたが。
最近は、まあまあのスピードで食べられるようになったそうです。
給食、ありがたいわ―。

学校で頑張ったから、うちでは、野菜を食べないどころか、匂いもダメなんです。

唯一食べられるのは、餃子にした時です。
餃子なら、野菜は全然平気です。

だからわたしは積極的に餃子を作るのです。

学校の宿題に、
漢字、どんな字でもかまわないから、とにかくその選んだ字を、一頁書きなさい、
と言うのがあって、

ふみ、あっという間に完成、
見てみたら、ま、びっくり。

一頁の“一”と言う字でした。

なんですこれは！ダメじゃない。

「先生がどんな字でもいいっていうからさ、なにを書くのも自由だよ」

自由にもほどがある、と、怒ったら、
仕方なく、一頁の“一”を、ちょっと足して、“文”にしました。
やれやれ。