マフラ―


今日も穏やかな日だが、寒い。気温は辛うじて二桁になって。
これで北風でもあれば、相当寒いのでしょう。


そんな中、Mさんが来て、くず餅を届けに。

お歳暮代りに差し上げたマフラーをちゃんとしてまして、うれしい。

前々から、Mさんに、お中元とお歳暮のつもりで、
靴下やら、ハンカチやら、マフラーやら、今年の夏は、楊柳の作務衣を。

一人暮らしのMさん、年と共に、身嗜みも構わなくなり、さすがそれを注意するのはできないが、少しでも身嗜みに役に立つものを、と思って。


以前、喜んでもらってくれるMさん、近年、急に遠慮し始めて、“いいよ、もういいよ”とか、お返しらしき物を持ってくるとか。
なんで急にそんなつまらないことを言い始めたかのは、わからない。
ほんとに、なんで急につまらないことをおっしゃるようになったのでしょうね。
以前のように、「うれしいなぁ」で充分なのに。

海上自衛隊で、一生独身で、今は、70になったのかしら、まだかしら。
なんで独身なのかというと、「俺は高倉健を目指してるんだ」と訳のわからないことをおっしゃって。

ワーワーとうるさく喋るけど、そのわりに、結構筋道が通ってます。
自衛隊出身だからか。

マフラーは、黒の上に、よく見ないとわからない暗い紫の図案があります。
なかなか渋くていい感じです。

「いいのか、こんないいもの」

バーゲンセールで安く買ったから、いいのよ。


夕方、町内の“火の用心”の列に遭遇。

Bさん「あら××さん、来年、“校外”ね、お願いしますね、頼りにしてますよ、ほほほ」

そうか〜、4月から、わたしが町内の“校外”の担当なんだ。
ほほほ。頼りにされても、困ります〜


学校だって、1月末、PTAの役員のくじ引きがあるの、名前順で一通り回りましたから、今度からは抽選で。

大丈夫、大丈夫、わたし、当たる運のない人です。

うん、当たらない。