立春
主人から頂いたお裁縫箱です。
わたしのリクエストですが。
事前に、写真も紹介も見て、どんなものかはわかっていますが、いざ実物を見ると、なぜか、思わず涙が溢れてきました。
丁寧な手作り、柳の枝一本、布への縫い目一つ、職人さんの温もりと真心が伝わってきて、
や〜、道具にというか、実用品に感動するのは、めったにないことです。
職人さんの佐藤昭治さん、どうもありがとうございます。
あなたがお作りになったお裁縫箱は、こんなにも素晴らしくて。
どうぞ、これからもプライドをかけて、作り続けてください。
大事に使わせて頂きます。
ふみは、「ママは本当に古き良きを愛す人だね」
ははは、ははは、
「ぼくは現代人だから」
いやいや、“古き良きを愛す”と言えるふみも、充分古き良きですよ。
「ママは着物だけじゃなくてさ、表情も言葉も、現代人じゃないよね」
「ははは、ははは、それはそれは、誉め言葉として、受けとめさせて頂きます」
真田丸のドラマを見ていて、真田が、安土に行って織田信長を称賛していたところ、
ふみ、「そりゃそうよ、信長によって、楽市楽座をが行われていたから、そりゃ経済はいいはずだよ」と。
楽市楽座…。
へぇ〜、普通にすらすらと言えるふみに、ちょっと感心しました。
一方、ふみは、まだこんなことをやっています。
洗面所の鏡です。
本当にまだまだ幼いわね、まだ“うん〇”を言ったり、描いたり、喜んでるもの。
今日は立春です。日がだいぶ長くなったね。
セーター、少ししか進まなかったです。
一針一針、セーターを編んでるみたいで。
刺繍じゃなくて、セーターを編めば良かったかしら。