桜餅

お雛様の日は、桜餅を買って食べました。

すっかり春ですね。
穏やかで、霞のかかってる空は、なんとなく柔らかい。

仕事で銀行のお使いで、真反対方向の幾つの銀行を歩き回ったら、暑くなってくるほどでした。

もうこのまま、春なのかしらね〜

あっという間桜が咲いて。散って。梅雨。猛暑。…(*_*;


お昼頃、スマホが鳴って、ふみの塾からです。

新しい担任からです。来週、できれば、三者面談したいと。

「ふみくんは、頑張ってるところもあるますけど、幼い部分もまだありますね。自由と言うか。いろんな決まりを、完全に守らないほどではないが。…。なので、三者面談で、お母様の前、約束事をさせたいですが…」

……。

学校からの電話番号は本能的にこわい。
学童、
今度からは塾もかぁ〜

なんか、落胆して。ふみ、2分の1成人式したばかりなのに。成人の2分の1らしく成長してよちょうだいな。

こんな、決まりを守らないとか、自由だとか、まず、警察長官なんぞは無理よ。組織の中で、これらは基本中の基本でしょう。

ふみ、一番合わないじゃない。
2分の1成人式の時だって、大縄跳びの番を待つ時、ふみ、一人で“ランニングマン”をやってたじゃない!みんな真剣の面持ちで自分の番を待っていたのに。


もう、叱るより、諦めたほうがいいのかしらね〜、そう思うようになりました。
叱るべきの言葉は言わないといけない、が、心の中では“これがふみ、仕方ないわ”と。

そう思ってたりして、夕方、ヨガをやる気力が失いました。

先週、腰痛の時すらヨガをしたのに。


夜、塾から帰ってきたふみは、パパから話を聞いたようで、「ママ、ごめんね」
「なにを?」
「だから塾の事」
「塾でふみはなにをしたの?」
「やぁ〜、だから、授業中、“早くお弁当食べたいな〜”って言ったり、とか」

( ゚Д゚)

「ふみ、みんな高いお月謝を払って、塾に行ってるのだから、一分一秒だって無駄にしたくない。中に誰か勉強の邪魔になったら、それは許されないことなのよ。公立は除名がないけど、塾はある。ふさわしくない人は、もう除名になるのよ」
「わかったわかった、これからもうお弁当の事を言わないから」

「お弁当だけじゃない、決まりを守れないと…。もうママは、保育園であやまるあやまる、一年生の時もあやまってばかり、二年生、三年生、四年生まで、ママはずっと」と言いながら、涙がとまらなくなりました。

「わかったよ、わかったから」とふみが。