雨ザーザー
ベランダの紫陽花です。
それと、クリスマスローズも、いつの間にか蕾が。
朝、登校するふみに、「今日こそ帰りに学童に寄ってね、三度目の正直」
帰ってきたふみ、確かに学童に寄って、予定表を提出してくれました。
傘をさしてるはずだけど、校帽まで濡れて。
「傘が時々朝顔になるんだもん」
その傘、ちょっとした風ですぐ逆さまになって、開きそうな朝顔の形になるのです。
「だからその傘はもう換えてって言ってるじゃないの」
「いいのいいの、これがいい、朝顔が面白い」
もう傘の意味がないのに。
雨の中、塾へ、三者面談に。
室長のS先生、とてもいい先生です。
ふみ、算数の宿題をやってないのが多いですって。
ぎゃ‼うそ〜
計算日記を辛うじてやってる、
“新演習”と“レベルアップ”は、やっていないと。
「お友達、小テスト100点とる子もいますし、みんな宿題を全部やってますから、しかも塾のない日も自習室に勉強に来てます。
ふみくん、小テスト、70点後半がほとんど…」
その時ふみが「80点もあるよ!」と。
「そうね、ありますね。ま、逆に言えば、宿題をやってないのに、この点数がとれるのは、すごいことです。でも、この点数じゃダメですね〜、 ふみくん、どう?お母さんの前に約束できる?」
「なんの?」
「宿題のよ」
「え〜、全部やるってことですか?」
「そう」
「あ、はい、わかりました」
先生が「受験生は夜11時半まで、宿題はやってるよ。先生からみるふみくん、効率が悪い、だらだらして、やはり、自覚が足りないかなって、…」
その通りでございます。
ふみ、勉強はめんどくさくてしょうがないのよ、なのに、受験したい、と言って、
何回も、「たいへんならやめれば」と言ってあげたけど、
いや、やります、絶対やめないと本人がいうもの。
なにを考えてるのかね〜
面談から出てきて、Mちゃんとエレベータで会いました。
自習室に勉強しに来てるそうで、ランドセルをしょって、学校から、毎日勉強しに来るって。
みんな頑張ってるわ〜、点数も高いって。
ふみ、いつ自覚が芽生えて来るのかしらね〜
ふみ「あ゛〜、めんどくさい!ストレス溜まるぅ〜、来る日も来る日も宿題」
「だから受験やめれば?高校受験でいいよ」
「それはないな、やめないよ」
「でもストレスとか、親は心配するよ、今自殺とかのニュースばかりで、怖いよ、そんなストレスなら…」
「あ、無視すればいい、ぼくもし本当に悩んでるなら、改まった形で相談するから、こういう“ストレス〜”って言ってる時は、ただ口で言ってるだけだから、気にしなくていい」とふみが。
雨、夜までザーザーザーザー、だいぶ寒くなってきました。