雨上がり

椿はまだちらほらと残っていて、

ミモザは道端で満開し、

こちらは桃の花、


ほんとうに春ですね〜

今日は、昼まで起きないとのつもりですが、ふみが8時半に起きて、仕方なく、わたしも。

寝坊なんて、最後はいつかしら、思いっきりの寝坊をしたいわ〜

お昼、肉みそうどんを作り、


ふみは、食欲はあまりないと、半分しか食べてなくて、急いで小さ目のおにぎりを作って、なんとか食べました。


ふみ、風邪をひいて。
でも、風邪かしらね、唇がカサカサ、相当荒れて、黄色い鼻が出て。
症状から見ると、漢方的の解釈だと、“心の焦り”からでしょうね。
今時の言葉だと、ストレス。

ふみも、進路の事で、悩みというか、焦りはあったのでしょうね。

ふみに、「夢があるのはいいことだけど、“ぼんやりとある”、という程度で十分よ。いつまでもその夢のことを考えたって、なんにもならない、どんな夢でも、結局コツコツ、一歩一歩、歩き出さないと。物事を大げさに考えないで、どんなことでも、地道にやる以外ないから。毎日毎日の宿題、1ページ1ページ、一問一問に真面目に真剣に向き合うしか、結局それしかないのよ。どんな目標でも。派手なことなにもならないですから、結局コツコツ、一歩一歩、それが唯一の道よ」

千里の道も一歩より。焦っても悩んでも、解決にならない、それより一日も早く一歩踏み出した方が。

ふみもこと、かわいそうとも思うわ。けれど、確実な“努力”をしない生き方は、してほしくないなぁ。

腫れて荒れた口、黄色い鼻水、ふみに、現実に向き合うことを、教えてくれること、祈ります。


「学校に、××神主さんが来て講演をした、“40点に取った子供がいて、ぼくがその子のお母さんなら、ほめてあげます。40点も取ったじゃない、あと60点だけよ”って言ってた」とふみが。

勘弁してほしい。こういう講演。

「ママならどうする?」

「あのね、“この人は受からないなと思う時”に対して、東大生の答えの上位に、“90点で満足する人”というのがあった。なんかね、東大生って、98点取っても、その98点はどうでもいいの、その2点を追究するって」


神主さん、もちろん、子供たちに、前向きに生きよう、簡単にくじけるな、とのことをお伝えしたいでしょうけど。ま、それもそれで、確かに、大事です。


98点といえば、区の学力テストに、ふみは国語が98点取りました。

学校は塾より簡単だもの。あら、ちょっとひどい言い方だわ。


水盤に生けたお花を捨て、まだ新しいのを生けていない、水も捨てていない。
そんな剣山が入ったままの水盤に、ふみはほかの植物の枝を入れて、「おっ、風流だな〜」と。