休日

先週のR先生の誕生日パーティーで、ベルギーなどで研究したり、学会に行ったりするTさんがいらして、女性で、物理の研究ですけど、
ふみと話しをしていて、『タンタンの冒険』の話しになって、
Tさんが「なんだ、ふみくん、タンタンが好きなの?ベルギーにタンタンのお店があったよ、知ってたら手提を持って来たのに」と。

その翌日、本当にタンタンの手提を持ってきて下さったのです。タンタンの葉書と。


ふみ、大喜びでした。


ふみに、“抜火罐”をしてみようと。


マッチをつけ、炎が一番高いとき、瓶に入れ、ゆっくりと背中の皮膚に密着、すぐ真空状態になるので、火は消える。



小さいとき、体が丈夫なほうではないですから、年中風邪だの、扁桃腺だの。年中抜火罐をされてました。そんな一々抗生剤を飲むと、耐えられませんから。
ずっとされていると、わたしもするのが上手になって。所謂「久病成医」。



この漢方の療法は、咳にも効くし、筋肉痛、などなどいろんなことに効き目があります。


日本は主に美容に使うみたいですけど、エステでとか、循環よくする、バランスを整えるのに使うみたいです。
体の不調は、西洋医は、主に炎症が原因とされ、
漢方はバランス崩れたことを原因とする、かな。


漢方は、やはりいいです。元から治療するのですから。



15分が経って、外しました。
黒に近い色でした、これなら、「上火」に間違いない、つまり案の定、今の言葉なら「ストレス」ですね。

冷えて風邪をひいた場合は、白っぽいのよ。

外したあとの色は、いろいろ、それで原因も大体見当がつくはずです。


ふみ、受験のこと、それなりストレスがあったんですね。当たり前ですけど。

ふみは、顔には、悩んでるとか、苦しいとか、あまり読めないですが、悩んだり、焦ったりしたというか、少なくとも、とても気にしてたんだと思います。

それほど、ほんとうに受験を甘く見てはいけないです。

この前見た中学受験のドキュメンタリー番組、受験する本人だけじゃなくて、一家の壮絶な努力・戦いですもの。

公立小学校でぶらぶら4年もいて、急にそんな状況に置かれて、もう、体も心も不調の極みでしょうね。


お受験生活、私立の厳しい学校の子にとって、ただの延長でしょうけど、ふみにとって、丸っきり別世界になります。

だって、遊んだりしても、つい先週、区一斉学力テスト、4年生部、ふみの国語、98点、平均点遥かに超えましたから。

そう考えると、地域の公立中でさらにぶらぶら3年、差がますます…。高校受験、ますます壮絶に。

そう考えると、やはり中学受験をしたのほうが。



なになに



逃げようと


ならヤクルトがいい


昼、出かけて、久しぶりに映画を観に。

93歳になる、かつての名探偵ホームズの話しです。
とても丁寧に丁寧に作った映画で、ふみには、少し退屈なのかもしれません。
東宝シャンテ、相変わらず渋い映画ばかりやっています。流行りのハリウッド映画なんぞ、やらないです。
観客も、紳士淑女ばかり、わたしは好きです。


出てきて、わたしの大好きなカフェへ。

こちらも古き良きカフェで。

お店の名前に「椿」が入ってるから、お紅茶のコーゼも椿の刺繍が。


ふみは、「映画は別として、気分がいいね」と。