着物 着物
ホテルをあとにして、
しばらくしたらわたし、スマホがないことを気付き、ホテルに忘れたことだとわかりました。
良かったのは、荷物も預けてありますから、パパに頼んで、電話してもらって、荷物と一緒においてもらうことにしました。
午前は、スマホなしで、京都を観光。
二条城、観光客の多いこと多いこと。
イタリア語、南米らしき団体、インドの団体。
日本文化に興味があるから遙々と日本に来たというより、円安だから行ったことのない国に来た、との感じです。
侘び寂びを楽しめないですから、ただただだらだらとギューギューとなる床に歩く、関係ないお喋りする。
西洋のきんきら金のなんとか宮殿とまったく違うんですから。
一通り順路に沿って出てきたイタリア語が飛び交う団体の方たち、
靴の紐を結びながら、わたしの草履を注目、
指差して隣の方に話し、隣の方またその隣の方に、
「これならラクだよ、便利便利、俺たち、一々靴を脱いで、また履いて、紐を結んで、たいへんだよ、ね、どうして日本はこう、一々靴を脱がないとダメなの!?」――おそらくそんな会話を。
駅で昼食して、皆様はそれぞれ帰路へ。
わたしもやっとスマホと再開。
ふみ、二条城あたりから、体調ダウンし始めて、
茶屋で一休みの時は、もう「眠い眠い」と横になって、
駅で昼食の途中、食べるのをやめて、横になりました。
なんとか駅構内のカフェへ移動し、ふみ、カフェで一時間眠ってました。
午後またどこかを観光すると思いましたが、予定変更して、帰ることに。
新幹線中で、ふみも眠ってました。
うちに着いて、急いでシャワーを浴びさせて、頑張って真田丸を観て、ふみ、発熱して、嘔吐も。
なにかのウイルスをもらったんでしょうかね。
やはり、疲れがまだ溜まってるのでしょうかね。
幸い熱はあまり高くないですから、ちょっと安心。
ふみは、京都での三日間、すごく楽しかったと言って。
しかし京都、わたしの中では、変わりましたね。
京都へは、もう、数えきれないほど、行きました。
奥ゆかしさ、懐かしさ、すべてがいい。
観光客があっても、日本の美に愛す人たちばかり、あの時の京都は、
美しく、慎ましく。
今は、街中着物姿。
着物と言っても、浴衣と変わらない外見、派手な柄、
花火大会を彷彿する方たち、街中歩いて。観光客らしいです。
京都、遠くなったな〜