ソプラノ
雨風が強くて、まるで台風のようです。
ふみのポロシャツにの刺繍を完成させて。
昼御飯を早めに済ませて、ふみと嵐の中で、出かけて、サントリーホールへ向かう。
ソプラノのコンサートです。
火曜日、Kさんとソプラノの話をしてから、コンサートのチケットを買いました。
「今日のはなに?」とふみが、
「蜘蛛の糸」
「蜘蛛の糸って、あの芥川龍之介の?」
そうみたいです。
一番前の席で、
ソプラノ、なかなか素晴らしかったです。
ふみは「どうやってあんな声を出したの?すごいね、ぼくは低音なら出せるよ、ほら、お゛ー」
今度は、テノールのも聞きたいです。
雨が上がり、風は依然として強い。
夜、刺繍の抜きキャンバスを、一本一本抜く作業を。
出来上り。
Kさん、2時間並んで、塩むすび一個もらえる、と。
こんな生活、もう限界でしょう。
孤島のようになり、出るに出られない。