そして 神戸

朝から日差しがぎらぎら、五月晴れですこと。


けど、どこへも行く気はなくて、
けど、埠頭に行って、海が見たくて。

9時過ぎ、ふみと出ました。バスに乗って、晴海埠頭へ。


岸のターミナルの、送迎デッキに出ました。

ひゃ〜、大きな客船、まるでマンションみたいです。


たくさんのスーツケースが着々と運ばれて。


旅にでるんですね〜




出発する前に、船員たちは船のお掃除を。
船員はみんな東南アジアっぽい顔をした外国人でした。


しかし、港は、いくら眺めても、あきないものですね〜

あきない。

潮風も、何とも言えない気持ちがよい。



目の前の船の上の方に、
白い半袖姿の船長さんらしき白髪混じりの男性が見えて、こっちを見ている。
手を振ってみたら、船長さんも、こっちに手を振ってくれて、

ふみ、帽子を取っておじきして、両手で口をあて、「この船〜、どこに行くんですかー」

船長さんも両手を口にあて「神ー戸ーですー」

へぇー、神戸ですか、


ふみ、またおじきして。


少年の、帽子を取っておじきをする姿、いつも美しく思います。



デッキから降りて、ターミナルのロビーに座って、ちょっと休み。

その時、なんと、船長さんが現れたのです。


「ニッポンマルという船です、機会がありましたら、ぜひ乗ってみてください」と、そのニッポンマルが写ってる葉書3枚と、パンフレットのようなのをくださって、また、船に戻りました 。

かっこいい〜


いつか、大きい船に乗って、どこかに行きたいわ〜

月島界隈まで歩きました。

7千歩余りしか歩いてないが、なんだか長く歩いた気がして。
ここまで来る道、ほぼ広々、ただ広々。


来るアスファルト道での、すごい根性の草。