ひょうたん

昼頃から小雨が降りだして。
じめじめ。


学校の校外担当のBさんよりメール、木曜日の夕方、校外担当の4人が、町会長のお宅を訪問し、本年度のもろもろスケジュールを決めてくる、との内容です。


木曜日の夕方、わたしのヨガの日です。

けど、校外担当の集り、もう辞退2回もしましたから、これ以上はさすが。

参ります参ります。はいはい。



ヨガ、休みたくないなぁ〜

仕方ないですよ、うん、うん。
子供のためならエンヤホ〜ラ。



夜、小津の遺作の《秋刀魚の味》を見る。


寂しい〜
哀れみというか。
先生のひょうたんの全てが。
ひょうたん、へらへら、ぺこぺこ、にこにこ、
なんとも言えない哀しみが。


小津って、もう少し曖昧で、何回も噛み締めないとその味がわからない、ではなかったのかしら。

こんな強烈に哀れみを感じるものかしら、小津の作品って。


東京物語」の、“ わしらはええほうじゃよ。そりゃあ、欲を言えばキリはないが、わしらはええほうじゃよ”のような、後々、じわじわと湧いてくる悲しさや、「戸田家の兄弟」のような、じわじわと湧いてくる虚しさ、とは違って、

直球的な哀れみ。

そんな小津の遺作を、しとしとの雨の夜、なんとなく、観ていました。