カバー

夏になると、この時計を付けたくなるのです。


涼しげですからね。


朝、テレビ小説を見ていて、
女学校の生徒のヒロインが、女先生のご本のカバーを見て、とても感心して、

先生は、××デパートの包装紙はあまりきれいだから、本のカバーにしてみた…と。


や〜、懐かしいわ〜


小学校のとき、教科書は、必ずカバーを作るようにとの決まりがありました。


して来ないと、先生に怒られます。


カレンダーで、教科書のカバーを作ります。

先ず背表紙が出るように、カレンダーを切って、折って、角のところはポケットのようにして。

あ〜、懐かしい、今でも、うまくできるのかしら。


基本的に白じゃないとダメのはずだが、いつの間にか、柄が表のほうになって、きれいなお花の写真がどうやってちょうどいい位置に行くのかを工夫したり、
さらに調子に乗って、きれいな女優さんが表になり、
さらにさらに調子に乗って、授業中、その女優さんに長いまつ毛を描いてあげたり、真っ赤な唇にしてあげたり。
当たり前に先生に怒られたり。

懐かしいわ〜、ブックカバー。



繰り返しふみに、「頭のいい人は、いくらでもいる。“あの人、頭は悪くないのに”、“あの人頭はいいのよ”、ただそれで一生終りの人も、いっぱいいるのよ。努力しないと、頭がよくても、無駄なのよ」と言うわたしです。