もずく

梅雨の晴れ間が続いてます。

暑いこと。

午前、町会の集会所に、お祭りのはんてんの返却の仕事。Bさんと。
親たちがぞろぞろと、子供の着てたはんてんを、きれいに洗濯して、アイロンをかけて、返しに来ました。

町会のKさんもお見えになって、ペットボトルのお茶を出して「飲んでくださいね、あ、氷も持ってきたのよ、でも、よそのうちの氷なんて、いやよね、いやでしょう、いやなら捨ててくださいね、本当よ、捨ててくださいね」

Bさんが「何をおっしゃいます、使います使います、助かります」

Bさんと氷の入ってるお茶を飲みながら、昼まで、待っていました。


Bさん、お祭りのあと、町会長さんに“怒鳴られた”と。

こわっ!

ちょっとした手違いで、だそうです。

町会長さん・副町会長さん・Sさん・Aさん、このこと、あのこと、

う…ん、やはりたいへんだわ。とかくに、人の世は住みにくい、であーる。

「町会長さん、芸術家じゃない、だから変わってるのよ、あたし、自分はコミュニケーション力のあるほうだと思ってるの、でもあの町会長さん、ムリムリ、通じないもの。ほんとうにあたし、親にも怒鳴られることがないのよ、いくら芸術家でもね…、息子さん、一人は防衛大学、一人は東大、だから天狗になってるのよ、これとそれ、関係ないじゃない…、私たちはボランティアなのよ、怒鳴られるのはどういうこと?…」

たいへんだぁ〜、わたくし、あと一年もあるのよ、どうしましょう?

「あたしね、実家に迷惑をかけないように、いつもそれを思って、ガマンしてるのよ。あなたもね、人間関係の修行だと思って、…」

はい。


Bさんの実家は、ご近所の大きいお寺です。


しかしなんでこんなにややこしいのでしょうね。世話をするのも、世話になるのも、難しいことね。
だから人とのお付き合いが苦手なのよ。よほど気が合う人以外は。

そうそう、ふみのことを褒めてらした。
「会ったら、いつも立ち止まって、お帽子を取って、きちんとご挨拶をしてくれるのよ。さすがパパが××、パパは××でしょう?」

ひゃ〜、パパの職業も場所も、わたくし、一言だって言ったことがないけれど。
やはり、人間はすごい!

「あ、たすき、ありがとうね。たいへんだったでしょう。この前ね、ふみくんと会って、“ママがたすきを全部お洗濯して、アイロンをかけてくれてたのよ”って言ったら、“夜12時までやってたよ”ってふみくんが、しっかりしてるのよ」


やははは、ふみ!

終わる頃、町会長さんがいらっしゃって、水色の半袖のシャツのボタン、掛け違い。さすが芸術家。


ふみは午前から、「国語力検定試験」を受けに行きました。
「なんで勝手に申し込んだのよ、なにかご褒美してよね」ってぶつぶつと言いながら。


ボランティアの仕事が終わり、ふみを待つに、レストランで座ります。

1時前、ふみが入って来て、
「どうだった?」と聞くと、
「自信なくもない」
「そう?」
「うん、ちょっと自信があるかも」
チキンカツカレーを食べるふみ。試験の前に食べるメニューですね。


夕飯に、もずくの天ぷらを作って。

もずくが大の苦手のふみは、天ぷらにしたら、「おいしい」って。

食べたら、ふみはパパとプールへ。
昨日の夜も行きました。