幻の

晴れて、昨日のようなじめじめもなく、珍しく爽やかさをすら感じます。相変わらず暑いですけど。


日曜日の朝は、ふみの大事ななんとかマスターズと、ドラゴンボールを一心不乱に鑑賞。

それからふみと出かけ、上野へ。

公開中の「ブータン展」を観に。

幻の蝶と言われているブータンのアゲハ蝶が見たいとふみが。


展覧会の1階は、自由に撮影ができるのです。


ブータンの織物、なかなか素晴らしい。





二階は仏像などが展示していて、一つの仏像に、ふみは「衝撃を受けた」そうです。

仏像の両足が、それぞれ人間を踏んづけていて、その二人の人間は、それぞれ“欲”と“怒り”だそうです。

仏教国のブータン、国民は毎日1時間以上お祈りをします。


国王と王妃が、今年、生まれた王子を抱いている写真、微笑ましい。


世界一幸せな国、ブータン

ブータンの民族衣装をまとうふみです。



ブータンシボリアゲハ」の展示は終了してました。残念です。
葉書を買いました。


出てきたとき、もう12時を回りました。

お腹が空きました。
ふみもわたしも。

上野駅、いつものように混雑しています。

ご婦人のグループが何かの思想的なビラを配っています、暑い中、たいへんですね。でも皆さま、いきいきしてらして。


改札横のお店に入って、昼食を。

広いお店、注文したものが、なかなか出て来なくて。

暑さ、疲れ、空腹、耐えがたいわ。

やっと来ました。「天丼のお客様とマグロ丼のお客様」と店員さんが。

マグロ丼を頼んだのはふみだが、天丼?「あ、天丼は違いますけど」とわたしが言ったら、
店員さんが「え?」と、
「なに言ってるの?」とふみがわたしに、それから店員さんに「だいじょうぶです、置いてください」
わたしは「でも天丼なんか頼んでないわよ、何かの間違いよ」
ふみ「何言ってんのよ、頼んだじゃん、頼んだよママは」、それから戸惑ってる店員さんに「置いて下さい、この人が間違えた」

ひぇ〜

店員さんは「すみません」と言って、天丼のお盆を置いて、去りました。

「え〜、だって、天ぷらそばを頼んだのに、天丼なんて」
「だからママははっきりと“天丼をください”って頼んでたよ、」

ヤハハハ、そうなの?言ってることと考えてることが別々ってこと?

「なのに、なに堂々と“天丼は違います”とか言ってるのよ」とふみはものまねを入れながら。

暑かったからよ、疲れたし、ね?

あ〜、笑った笑った。

そのお店、もう行くことないわ。注文の事ではなく、美味しくなかったからです。


一緒に電車に乗りましたが、ふみはその足でボクシングジムへ、
わたしは帰宅。ヘトヘトよ、よくボクシングジムなんて。

4時過ぎ、ふみが帰ってきたのです。
「Kさんに会った、今度新人王の試合に出るって。行きたいな〜、平日だからな〜、“頑張ってください”とは言った。試合相手がね、なんちゃらかんちゃらって、難しい名前の人だよ」と。