秋の色
今日から9月です。
着物生活のわたしは、一回目の衣更えです。
紗や絽より、単衣に。
まだまだ残暑が厳しいけれど、けど、透けてる紗や絽はダメなの。
袷の10月でも、単衣を着て、まだなんとかバレないかもしれないですけど、
紗や絽は、バレバレですもの。
“たいへんね”と言われたりしますが、
着物のためのこれらの“苦労”、わたしはちっとも苦にならないわ。
ヨガの先生、会うたびに弱ってきてます。
今日、ヨガ教室を上がる前、みんなでその話をして、中に涙が滲んでる生徒さんも。
みんな、先生に付いて、何十年の方ばかりです。
わたしは、先生に付いてヨガを9年目です。
もっと、早く始めれば良かったって、悔いが湧きます。
わたしの中、先生は聖者であり、不老不死のはず。
体がどうであろうか、先生はなに一つ変わっていらっしゃらないです。
こんなわたしなんかにも、姿勢低く、丁寧に、丁寧に、“すみません”、“ありがとう”
相変わらず、謙虚で遠慮深い、極力人に迷惑をかけない、つねに感謝感謝、つねに初心の状態です。
体が弱くなってきても、教室まで背負ってきたリュックに、必ずご自分のヨガの師の写真を入れて、教室に着いたら、まずそれを一番前に飾ります。
余計なことをせず、語らず、心も体もヨガ人生です。
もしいわゆる“活佛”がいれば、わたしはそれは先生のような方だと思います。
来年の今、ヨガ教室、まだあるのでしょうかね…。
わたしは、どうしたらいいんでしょうかね…。