完成

寒くなりました。

夕べの雨は、今日の午前中まだ断続的に降り続けて、寒いこと寒いこと。


そんな中、帰ってきたふみは、手にダウンコートを持って、長袖一枚ではありませんか!


「どうしたの?こんなに寒いのに」と聞いたら、
ふみ、全然寒くないと言うのです。
顔も赤くて、わけを聞いたら、


ふみ、今日、もう一人男の子と、保健のY先生に抗議に行ったそうです。

Y先生は中年女性先生で、とにかく言葉と態度が悪いんだとふみは言うのです。

前からふみはその話しをしていました。

なんでしょうね、生徒たちは成長していますけど、先生の対応も変わっていかないといけないのに、相変わらず命令とか、そんな態度みたいです。

保健授業中、ストレス解消法についてとの内容で、ゲームで解消するのはどうかと討論してほしいとき、Hくんが「ぼくは野球でストレス解消してる」と言って、
Y先生から見れば、今はゲームの是非を言ってるのに、なんで別の話が出るのよ、と思っていたのでしょう、それでY先生がHくんに、「耳悪いの?!聞こえない?」と言ったそうです。

一言でふみは爆発しました。「耳悪いはどういう意味ですか?先生はぼくたちに、人の体のことを言っちゃいけないって教えるけど、先生は人のことを平気で言っていいですか、耳悪いってどういうことですか」と、
生徒たちもみんな、そうだそうだと騒いで、

Y先生は激怒、担任のK先生を呼んで、K先生はふみに「そんなみんなが聞こえるような言い方じゃなくて、意見があったら先生個人に言うのはどうしてできないの?」

ふみは「先生がみんなの前に生徒に“耳悪い”って言っていいのに、ぼくはみんなの前に言ったらダメのはなんで?」と。

収集つかず、最後ふみともう一人男の子と、Y先生のところに談判、言葉と態度を改善するようにと、

Y先生、その男の子のことを手で払って「あなたの言うことなんか聞きたくない、ふみくんから言って」と、
その言葉にもふみは頭にきたそうです。
ふみはY先生日頃言葉悪いとのことを言ったら、Y先生「それはいつ?何月何日?記憶ないし言ってない」と、

ずっとそのやりとりで、埒があかないです。

最後Y先生が「今日はありがとうね、勉強になりました。これは大人へのイジメです。よくわかりました。でも私はお礼を言います、あ、な、た、たちと違うからね」と言ったそうです。

ふみが「もう芝居のセリフみたいで、少しも自分は悪いって思ってないとの感じ、逆に被害者みたいで、もう、このまま絶対終わらないから」と。


ふみに、ビスケットとコーンスープのおやつを食べさせ、ふみは英語教室のクリスマスパーティーに出かけました。


子供の一方的な言葉だけじゃ、と思って、ふみが行ったあと、わたしは担任のK先生に電話をしました。

K先生の話しは、ふみのとほぼ同じです。

ただK先生は、やはりどっちかというと、Y先生のサイドに立って、「Y先生は、“耳悪いの”は言いましたが、そんな日頃“バカ”とか、言ったの記憶ないと、もし本当に言ったら、それは謝りますけど、言ってないですから、…」とおっしゃって。

わたしはどっちが正しいどっちがダメとのコメントをせず、ただ、ふみたちは結果が出るまで、校長先生やスクールカウンセラーに話し続けますからと言ってる、あまり大きくなってほしくない、先生を頼りしてる、解決するの期待してる、
とのことをお伝えしました。

正直、あまり、ふみが先頭に立ってほしくないと言うか、ふみは、やはりちょっと強いといいますが、体力的にも精神的にも、自信満々ですから、なかなか引かないタイプで、自分にも厳しい、人にも厳しいところがあります。

ふみ、クラス全員にアンケートをとるとかなんとか、と言ってました。

心配です。

ふみが「ママは内申書のことを考えてる?そんなの関係ないよ」

内申書って、そんなこと考えていないわよ、正しいことは正しい、悪いことは悪い、ママはそんな内申書のため物事を考えてないから。ただふみは、勇み足にならないといいけどねって心配で」と答えてましたが、
内申書、心配してますよ。先生と対抗するなんて、いいことあるわけないじゃない。

ふみの憧れの中学、内申書は25%の点数占めしているのに。


明日、うまく解決すれば、と、願うばかりです。





ふみのマフラー、完成しました。