くどく

穏やかな良いお天気です。

河津桜、いつのまにか、つぼみになって、季節の移り行き、着々と。


ふみは久しぶりの学校です。始業式があって、授業があって、給食なしで、お昼に帰ってきました。


ランドセルからいろんな知らせを取り出して見ながら、「あ、ふみ、明日の給食は、七草うどんだって」
「うぅわっ、持ち帰れるなら、ママに持って帰りたいね、うぅわっ、最悪」
あららら。



今日は10日、毎月欠かさず父にお経をあげる日です。
お経を唱えるふみとパパの後ろ、籠のポリーは、興味津々に首を傾けてじーと見ているのです。

それを見てわたし、お経本を持って、しゃがんで、ポリーに向かって唱えてました。


お経が終わって、振り向いてふみは、厳しい顔でした。

「なにしてんの⁉」
「ポリーにも聞かせようと…」
「仏壇はこっちだけど!なにやってんの!」
「ポリーにもって…」
「大体この一年ぐらい、ずっと不真面目だよ、ちゃんとお経あげてないじゃん、なにやってんだよ」
「やっ、だから、ポリーにも聞かせて、ポリーも少し功徳を…」
「自分のクドクだけ考えて!人のクドクどうだっていいんだよ!」

はいっ。
厳しいどすな。

確かに、この一年ぐらいかどうかはわからないけど、ちょっと不真面目、かな。
気を付けま〜す。


お供物は、和菓子屋さんの苺大福です。