椋鳥

河津桜も、菊の花も、椋鳥にパクパクと食べ散らかされています。

菊の花は、黄色いのがお好みのようです。
白と味がちょっと違うのかしら。


日本にいる時のふみは、わたしの言うことなんて、全てうるさがって、素直に聞くことがないです、ほとんど。

「ママはいいっ!」、「ママはわかってない」、「もいいいから」、「うるさいよ」とのばかりです。
一々反発して。

この子、わたしのことが嫌いでしょうねって、ずっと思っていました。


ストールの話を聞いてから、感無量でいっぱいでした。



ふみは今日、“すごく元気”だそうです。
食べ物は相変わらず慣れなくて、一人で持って行ったカロリーメートを食べるだけですが、とにかく元気です。


今日は、周りの皆様と、聖地で1時間も座って勤行をしたそうです。
皆様が唱えたお経はふみはできないので、日本語のお経本を唱えて、途中から、ただただ静かに座っていたそうです。


午後から、またバス5時間移動して、次の目的地の舎衛国の途中のホテルへ。


日本時間の夜、向こうはまだバスの中とのときに、ふみと話をできました。


ふみの声は、至って元気です。
「ママ、ここね、牛と犬、すごく多いの、町中歩いてる。あとね、お城も多いの。」

ごはんはというと、まだ慣れていなくて、「だって、匂うもん」とふみが。


「ふみ、匂うというのは、その匂いだけよ、食べればまだ違うのよ。例えばにんにく、そうじゃない?食べてない人には、匂うけど、食べてる人は美味しい、そうでしょう?せめてナンぐらいを食べたほうがいいわよ。そのうち慣れるから」


ふみは夕飯、ナンを少し頂いたそうです。汁に浸けて。




明日、また早朝に起きて、舎衛国へバス5時間移動するそうです。