青空学校


暦上の「雨水」の今日、風がなく、昨日と一昨日に比べ、寒さは若干和らいだ気がいたします。


ふみたちは、早朝に出発して、ネパールのある村の、仏舎利の一番元の場所へ向かいました。


霧の中、大きな菩提樹の下で、皆さま手を合わせて、という写真です。


とても神聖な雰囲気が伝わってきます。


各写真に、痩せた白っぽい犬が写っています。
ふみとその犬とのツーショットもありました。



それからネパールを後にして、再びインド入りしました。



お釈迦様の涅槃の地、クシナガラへ。


涅槃堂の写真


日が暮れても、巡礼の方たちが絶えません。

お釈迦様は、ここで、涅槃されたんですね。



夜、ふみと電話で話します。
ウィチャットの無料電話で、Wi-Fiのあるホテルなら、普通に通話が出来ます。


ふみはホテルのロビーで電話をかけてきました。一人でロビーのソファでくつろいでるとふみは言います。


お昼も夜も、ふみにだけ、特別にフライドチキンを作っていただいてると言います。

有り難いわ〜
毎日カロリーメイトでは、持たないのでしょうね。


「村にね、可愛い犬がいたよ、結構賢い。手招きしたら来るし、ま、食べ物をあげたからね」
「あのね、今日ね、お坊さんがやってる小学校に行ったんだよ。すっごいボロい。屋根もなくて、あれは学校かな、“青空学校”だよ」
制服を着てる子と着ていない子がいて、着ていないのは、貧しい孤児だそうです。


ふみたちは、孤児たちへご寄付をさせていただき、ふみは、持って行ったボールペンも全部差し上げたのです。
わたしが世界堂で選んだ、カラフルなボールペン十数本です。

「その子供の中に、一人でも二人でも、頑張って勉強して、自分の人生を変えられるといいね」とわたしが言ったら、

「無理だよ。インドは階級制の社会で、階級の低い親の元に生まれたら、一生そこから出られないから」とふみが。




「明日は、6時起き、だいぶラクだよ」とふみが。


残りの旅は、二つの山を徒歩で登ることも待っています。

頑張れ!ふみ!