葉桜
考えると不思議です。
桜はまるで急にこの世に舞い降りた魔物のように、一夜に街の隅々までを自分の色で染めて、あっという間にほろほろと散り。
あの騒がしさは、なんだったのかしらって。
桜自身は静かですが。
今朝6時に起きて、うん、だいじょうぶ、だいじょうぶ。
いつもより少し早めに出まして、ゆっくり、ゆっくりと歩きます。
男の子に会いました。わたしを見ています。
あら、なんか、見たような顔だわ、えっと、Tくんじゃない?でも、自信がないから、
「あの、ふみと、同じ保育園でしたね?」
「はい」
「あー、やっぱり。妹さんいますよね?」
「はい。まだ4歳」
「そう〜、今からお出かけ?」
「はい。遊びに行きます」
ま〜、何年ぶりかしら、卒園してから、ずっと会ってないわ。よくわたしのことを覚えてくれて、嬉しいわ〜
しかし妹さんがまだ4歳なら、わたし、知るはずがないわね。不思議。
(*_*;
なんとなく買った漫画です。
読み入ったのです。初めて好きな漫画になりました。
「鎌倉物語」は、結局わたしには読みづらくて、ふみが読んでいます。
ふみがこの漫画をパラパラと読んで、「この大家さん、ママみたいな人だね」と。
(+o+)
夕方、お注射をしに。
Fさんが病院の近くまでご一緒に歩いてくださって、お喋りしながら、助かりました。
あの長〜い、緩やかな坂は、体調悪いときに、億劫になります。
「ずいぶんと注射しに来てないね」とT先生が。
「はい。ちょっと忙しくて」。
忙しかったかしら、何でさぼったのかは、自分もよくわからないほど。
さすがもう限界かなって、自覚が出てきましたから。
Fさん、東京に戻ってらして。
いつか、Fさんが働いてる串焼きのお店に、行ってみるわ。
ははは、まだお店、決めてもいないのに。