びわ

道端の枇杷、実ってますね〜


枇杷を見ると、先生を思い出します。

柿をお送りいたしましたら、
次お会いしたときに、たどたどしい日本語で「ビワ、どうも、ありがとう、ございます」
と先生に言われまして。


びわ?わたくし、びわを差し上げておりましたっけ?

柿ね〜。もちろん訂正はいたしません。

それからしばらく、お会いするたびに、「ビワ、どうも、ありがとう、ございます」と先生はおっしゃるのです。
その都度、「おそれいります」、「どういたしまして」、「とんでもないです」とわたくしは答えるのです。


びわと柿、日本語が不充分な先生には、似たような発音でしょうか。
オレンジ色の繋がりでしょうか。


そもそも、ノルウェーには、びわも柿も、ございますのでしょうか。


先生、お懐かしい。

今は毎日のようにお線香をあげる対象になりましたね〜、先生は。