替え歌

ふみは替え歌に夢中です。

「♪線路は続かなぁい(続くよ)…どこまでも」
確かに、どこまでも続く訳にはいかないけどね。


「♪ほ、ほ、ホタルこないで、ダメダメ、あっち行って」
‐‐この歌は完全にメロディー無視。しかしなぜホタルがイヤなの?


「♪ある日、森の中、熊しゃんに…お嬢しゃん、お逃げなしゃい、(急にナレーション風に)お花、あげるよ」

「なんで?!ずいぶん優しい熊さんだね」
「うん、やさしい熊しゃん」
「ちょっと詐欺師っぽいね」
「…」さすがふみは戸惑う。


替え歌だけじゃなく、替え詩も
「雨にも負けじ
風にも負けじ

丈夫な体をもち
欲はなく、決して怒らじ、いつもしじかに笑ってる

一日に玄米四合と、味噌と、少しの野菜、は、要らないで」

「野菜は要るよ!要る」
「要らない!」
「だってふみちゃん、おじさんたちはたくさんお野菜を食べてるから大きくなったのよ」
(「おじさん」はふみの憧れの工事現場の作業員です、ふみの将来の夢はおじしゃんになることです)
「おじしゃんたちはお野菜食べない、カップラーメン食べてるの!」
「…」

ついこの前、休憩中の作業員がカップラーメン食べてるを目撃したもんね〜
あ〜説得力ないや(ー_ー)