午前の眠り
今日は晴れているわりに寒いんです。
立春とは名ばかりということですね。
ふみは昨日の“大きくなった会”の余韻がなかなか消えず、簡易蒸し器(足の付いてるステンレスの板)二つ持っていて、シンバルのように、バチンバチンと叩き、「♪ミキマウス、ミキマウス…」と歌いながら。
年長組のお兄さんお姉さんたち歌った歌です。
4月はふみはもう進級するので、上履靴とふみの自分用の通園カバンが必要となります。
カバンは、一応ふみに聞きました。
答えは、リュックサックより、肩に斜めに掛けるカバンがいいとのことです。
午前、新宿のデパート買いに行こうと決めてたのに、出かけようとする時、ふみは急に気が変わったんです。
買い物は行きたくない。
絵画館前に遊びに行く。
御所の周りで三輪車を乗る。
おうちでお寿司屋さんごっこで遊ぶ。
…
ふみの案は次から次、ころころ変って、最後は、
「眠〜い」
私もなんだか眠くなってきて、まだ12時前だと言うのに、ふみと眠ってしまいました。
三輪車、まだ下手な時は、私が後ろを押してあげるのを嫌がって、一々振り向いてチェックしてたりしたのですけど、上手に乗れている今は、逆に「ママ押して、押してよ」というばかりです。
お花を買って、パン屋さんに寄って、ドラッグストアで洗剤などいっぱい買い物をしました。
重いですから、ふみの三輪車を譲ってもらいました。
ふみは快くOKした上に、荷物を乗せてる三輪車をずっと押してくれました。
「ママ、ふみちゃん助かってる?」
「助かってる助かってる」