初映画館

夕べ、ふみに念入りに「早く眠ったほうがいいよ、明日早く起きて映画を観に行くんだから」と言って。
実際ふみは言われても言われなくても、休日であろうが平日であろうが、朝は6時過ぎに目覚めるのです。


という訳で、ふみは今朝も6時過ぎに「トイレ行くぅ〜」と言って自分で目覚めた。

9時少し前に、ふみと出かけた。
10時からのアンパンマンの映画だけど、日曜日だし、昨日からの上演だし、人が多いんじゃないかと思って、少し早く行かなくちゃ。

新宿の映画館に着いたら、あれれ?並んでる人は、ただの何組かの親子連れしかいないんじゃん。
日曜日の朝だからこそかな、普段より眠ってるのかもね。

全席自由席で、小さい子用の座布団(身長足りないと見えないから)と毛布も置いてあった(映画館はやたらと冷房が効いている)。


初めての映画館で、ふみは興味津々。


アンパンマンのところへ。


もらったアンパンマンの団扇を、無理やりにアンパンマンの大きい鼻に掛けようとする。

意味がわからないや。


映画と言えばポップコーン。わたしは映画を観る時にはポップコーンなんか買ったことがないけど、ふみの記念すべきの初映画だから、それらしくポップコーンも買った。


ぞろぞろとまた親子連れが入って来て、わたしたちも中へ入った。


ふみに、ポップコーンの紙カップは大きいから、持たないで、椅子に付いてるこの穴に置けばいいよと教えた。




「うんわかった」といったふみは、いつの間にかその紙カップを持つことにして、中の量を確認するためか、時々カシャカシャと揺らし、見事にポップコーンをこぼした。
それを見るふみは涙をこぼす。



一時間ちょっとの映画だが、ふみは最後まで観終わりました。
途中、「ばいきんまんしつこいよ」「ばいきんまん許してあげない」とか声にだしたりしたけど。


しかしわたしは、ちょっと意外だったねこの映画は。
アンパンマンが主人公だから、多少善悪の戦いがあったにしても、ほのぼのの感じかと思ったら、まあ、この凄まじいって言っていいぐらいの戦うシーンの多いこと。
音声も画面も、うるさくて、疲れてくる。スターウォーズの幼稚版?ちょっと失礼かもしれないが、率直こんな印象だった。

一時間ちょっと、わたしは頭が痛くなって来て(∋_∈)

子供映画って、こんなもんですかね。


映画館から出て、新宿通りでのパレードがあった。
交通安全などの宣伝みたい。
ふみの保育園の同じ組のお友達の親子と会った。





お昼寝してから、ふみに付き合ってもらって、都議員選挙の前日投票をしに行った。
投票日に行けるかどうかはわからないから、わたしは前日投票をする。


実は、選挙の投票に興味全くなく、しない時期があった。
電話でたまたまそう言ったら、姉に、せっかく与えられた権利だから、ぜひ行って、自分の大事な一票を粗末しちゃいけないと強く言われた。

「選挙のない国にとって、贅沢ですよ」

それ以来、わたしは投票しに行くことにした。


道端に、ひまわりが咲いてた。