緊張しっぱなし

昨日も寒かったのですが、今日は更に気温が下がって、最高気温は一桁に。


昨日の朝、ベランダで洗濯物を干しているわたしのところに、ふみが走ってきて、
「ママ、ママ。パパが、ふみの行きたいところに、どこでもいいって、どこでも連れてってくれるって」、ふみは、満開の花のような笑顔で言った。


パパが土曜日お休みをとれて、ふみに丸一日付き合うことになったから。

嬉しそうなふみはヘルメットを被り、「行って参ります」って、わたしに投げキッスをして、パパと自転車で出かけた。

よかったねふみ。


さあ、わたしは書いたものを整理したりしなくちゃ、こういう作業はやはり喫茶店であることに決まってる。効率がいいから。

もう少し陽ざしが出てきてからでかけようと思って、広州で母親からもらった「潜伏」というDVDを取りだして見ようと。
連続ドラマで、1940年代の中国内戦の時、政党の表と陰の戦いの中、あるスパイのことを描いたドラマなんだ。


母が面白いと言ったので、軽い気持ちで見てみたら、まあ〜これが止められなくて止められなくて、もう少しもう少しと、結局丸一日、テレビの前に釘付けになってしまい、一歩も外に出ませんでした。


や〜久しぶりだわ、こんなに一つの作品を見入ってしまうのは。

小さい頃から、スパイを描く映画などが大好きだった。アメリカや東ドイツ(当時)の第二次世界大戦を題材にする映画を、たくさんたくさん見ました。
人間の知恵+勇気の戦いを、思う存分に楽しませてもらいました。


こういった作品、ほんとうに久しぶり。


よくできたドラマで、ストーリから演技から、なかなかのものです。

緊張して緊張して、緊張しっぱなしで苦しくなってくるわたし。


夕飯後、一日はしゃいだふみはすんなり眠り、わたしはまたそのドラマを見始めた。
もう少しもう少しと、夜中の2時半まで、第20話まで見て、やっと決心してテレビを消した。



今日は、体内時計がとても正確のふみ殿のおかげで、少しも寝坊ができず、けど、寝不足のわりに、頭ははっきりしていた。


午前は、ふみとスーパーにお買い物をしに行って、昼ごはんを食べて、運動のため、はんぱじゃない寒さの中、ふみと徒歩、新宿へ。


御苑の近くのお店は、外にワゴンを出して、お花見セットのような物を売っていた。
お花見ね〜 暖かくないと、見たくないや。ただサクラの下を素早く通るだけ。



夕飯は、ふみが豚の角煮を食べたいとのことで、作った。
昨日パパと行った蕎麦屋で食べた豚の角煮が気に入ったみたいで。
黒砂糖で先にお肉を焦げ目付くぐらいまで炒めて、それから醤油と酒で煮込む。2時間近く煮込んでいたら、おいしく出来上がった。
茹で玉子も一緒に煮込んだ。


昼ご飯に作った「葱花餅(ツォンホワビン)」。餅と言っても日本の餅の概念ではなく、小麦粉のパイのようなものです。

ふみは今、葱花餅が好きになってくれて、好んで食べるのです。

わたしの葱花餅には、刻んだ「香菜」(パクチー)も入れた。
香菜が大好きだから。ちょっと大きめのスーパーでは今は普通に売られてるのが便利。



コマを上手に回せるようになっているふみ。


恐竜時代の生き物の立体絵本を研究するふみ。