立夏

五月晴れの連休でした。今日で終わりですね。

今日は、ふみと東京おもちゃ美術館に行ってきました。

いろんな木でできた優しいおもちゃがあって、優しい館員さんたちもたくさんいます。

11時少し前に、ふみと休憩室でおにぎりを食べ、事前に申し込んだピエロの教室に入った。今日限りの教室なんだ。

まずプロのピエロさんのショーを楽しみました。

ふみは積極的にピエロさんの質問に大声で答えたりして、
ピエロさんが目の前で作ったバルン・アートのキリンさんをくれました。

さあー、ピエロさんの“ピエロになりきり”特訓が始まった。

ピエロになったふみちゃん。

お手玉、わたしが楽しくなり、ほかの親と一緒に夢中に練習、ピエロさんのアドバイスでコツがわかって、さらに楽しくなって、ふみがなにをしてるのかより、集中して猛練習、小さい頃に戻ったようで、なんて楽しい！

特訓を受けたふみたち、上の階に上がって、お客さんたちにショーを披露。

ちっちゃいピエロたち、本当にかわいい。

ふみは、やや緊張気味に見えたから、聞いてみたら、
「暑くて汗ダラダラだったから。」とふみが。

確かに。今日は26度だから、もう夏日だもんね。
今日は「立夏」。

お昼はファミリーレストランにした。

窓辺の席を選んで、食べながら、ふみは外の車両を見ていて、口をひらいた。
「ママ、今のあのトラックの運転手さん、ふみをみて、“あの子だよ、ピエロで頑張った子だよ”って、言ってた？」
「はっ？…ああ〜、言ってた言ってた」
「ママ、あの白バイも、“あの子はピエロでほんとうに頑張ったね”って、言ってる？」
「うんうん、言ってるよ、だってふみ頑張ったもんね」
「あ、今のあの車の運転手さんも…」

ふみ、しばらくこの想像話をしてから、
「ママ、ふみはこんなに頑張ったから、神様はあのゴルフのを返してくれるかな」と言った。

昨日、NHKの放送博物館で、ふみが欲しがる700円の玩具のゴルフセットを買った。その後、ふみは、これまで何回も注意してた“人のものを触っちゃダメ”なのを、またやっちゃったので、その玩具を取り上げた。

ふみは小さい時から、お店のものや人さまのものを、興味さえ湧けば、平気で触ることに、わたしはとっても困ってた。
そのクセはなかなか直らなくて、何回も話してあげた、何回も怒ってやった、なのにふみの頭には入らないみたい。

そのたびに罰を与えることに決めた。
というわけで、昨日は、その玩具を未開封のままで隠した。

ふみの気掛りになってるんだ。

うちに着いて、さっそくふみが見てないところで、玩具を出してあげた。

ふみ、自分のものじゃないなら、触っちゃいけないことを、ほんとうにほんとうに覚えてほしいのよ、ママは。

「子供の日」の今日、柏餅も食べました。