30℃の夏日

昨夜ちょっと変な咳が出てたふみは、朝起きた時は元気。
お着替えが入ってる通園カバンを忘れものして、途中またうちに一回戻ったが、ふみは機嫌よく保育園の玄関でわたしとバイバイした。


夜、ふみは熱をだしてしまった。ちょっと久しぶり。
本人は熱と聞いて、さっそく冷蔵庫に行って、熱さまシートを取り出して、さらに冷凍庫から氷枕を出そうとした時、「いいよ、ふみ、やるから」とのわたしの言葉で、ベッドに上がった。


38.7度まで上がって、ふみも自覚が出て来たようで、「なんで熱だと、力が抜けるだろうね」と声が少し弱々しくなった。
それでも今日保育園で捕ったてんとう虫の話をずっとしてた。
「ななほしてんとうだよ。ね、ママ、なんでてんとう虫はうちに来ないの?保育園はたくさんいるのに」
「ふみ、てんとう虫の歌があるの知ってる?」
「うん!う…ん、ななつ〜ほし〜てんとう…」
「違う違う」
ふみは声だして笑う。おかしいなメロディでした。

「♪あなたとわたし 夢の国」わたしは正しいてんとう虫の歌を歌う。


パパはふみの要望でコンビニからスポーツドリングやアイスクリームを買ってきた。



懐中電灯で喉を見たけど、ヘルパンギーナとかじゃないようだ。普通の夏風邪でしょうね。


ふみは眠った。熱は時々少し下がるが、また上がる。


途中一回熱が37度台までなった時、眠ってるふみに、
「ふみ、よかった。ふみはバイキンに勝ったよ、強いね、ふみ」とひそかに声をかけた。
するとふみは眠ったままで、「ママ、ぼく強いでしょう。でもさあ、ママ、井の頭公園に行く時さあー、半ズボンじゃなくて、長ズボンにしてね」
「はい?」
「だってさあー、モルモットを抱っこするからさぁ…」ふみまた眠った。


来週火曜日に、ふみたちの組は、井の頭動物園に行くことになってる。
でも火曜日は雨らしいね。

それより、早く熱が下がればいいな。

早く元気になって、ママと江戸三十三観音巡りをしようね、半年でもいいし一年でもいいから、一カ所一カ所の観音様にお参りしようね。
今日も元自衛隊の知人が、夏に、実弾演習を見に行くチケットの手配をしてくれることになったから、一緒に行こうね。



夕方の空。