香草

保育園からの便りに、予定や、区からの知らせや、保健の知識や、育児のアドバイスなどが載っています。


感想文やアドバイスに、よく、我が子を抱きしめることの重要性を強調します。


保育園の便りではなく、ほかの育児雑誌にもそういう内容がよくあります。


それを読むたびに、これは、提唱しないと、意識的しないと、なかなかできないものなのかしらねって、考えてしまいます。


改めて“文化の違い”をしみじみと感じるわたしです。


わたしはふみを抱きしめます、数えきれないほど。ふみも毎日のように、抱っこ抱っこと甘えてきます。もう20kgのふみを抱っこするのは、なかなかたいへんなことですけどね。


わたしはふみをチューします、数えきれないほど。
ふみもチューして来るのです、手を繋いで歩く時、嬉しくなってきたら、繋いでるわたしの手にもチューチューします。


喜ぶ時ふみは、わ〜と言って、パパの首を抱きしめて、パパの顔をチューチュー攻撃、
日本人であるパパは、「ふみはよくチューするね」と笑う。


モンゴル人は我が子だけではなく、よその子にも普通にチューします、ほっぺに、額に。


先日、朝青龍の断髪式で、朝青龍のお父様やモンゴル人力士は、みんな朝青龍のほほや額に口づけしてました。

その仕草はわたしの涙を誘い、とまらなくなってました。


最後、朝青龍は大好きな土俵に口づけしてから、去りました。


翌日の新聞に、
土俵にキス、前代未聞との記事がでて、笑ってしまいました。


少なくとも、ふみには、異文化との触れ合いをたくさん増やし、もっともっと心が、器が大きくなって欲しいと願っている、大陸生まれの母親のわたくしです。



今日はお休みなので、週に一回のダンススクールへ。
タンゴ・ルンバ・ジルバ・ブルース・ワルツ。
わたしの好きな逆順番です。

大好きなワルツをまたノーミスで踊れて、幸せ〜


お昼は駅の本格的なフランスパン屋さんで。
小麦粉が大好きな人間には、美味しいパンって、幸せを感じさせる存在なんだ。


大きい窓から、いろんな表情の人が横断を渡るのを眺め、耳に低いシャンソンが流れ込み、幸せ〜
幸せって、案外あらゆるところに潜んでますね、と感じる時でございます。


メイン料理は、フランス語の名称は覚えてなく、内容は、茹でトマトの下は、しめじソテー、その下は細切りジャガイモとチーズの焼いたのです。


トマトの上にかかってる香草は、中国で食べた羊肉の串焼きを思いだす、たぶん同じ香草?
しめじとジャガイモ、おいしいこと!

トマトの下にかかってる少量なチーズ、ちょっと雑巾のにおいがした。
慣れましょう、異文化。(^O^)


洋食を頂く時は、相手がいれば、わたしはあえて店員さんにお箸を頼みます。
「ナイフなんぞ、食卓に…、全く西洋人のなさることとは!」と格好つけるのです。



今日は一人なので、せっせとナイフとフォークをわりと上手に使いこなしてるでござんす。