皓皓明月

今日はお天気になって、キラキラの太陽、ふみの運動会の日だ。


年中さんになって、出番も多く、ビデオとカメラを両方撮るわたし。
年中さんになって、親もだいぶダレてるというか、うちみたいに片方の親しか行ってないのも結構ある。
いやあ、この組だけかな。面白いことに、この組の親は、みんな似たようなものばかり、他の組の親のような張りきったところが欠けてる、はっはっは、わたしには好都合。

保護者の遊戯の時、各組の保護者が積極的に出て行くに対し、先生の呼びかけに、微笑んで目をそらすのはこの組の保護者です。わたしもです。


最後の親子フォークダンスは出ました。それなりに楽しかったけどね。



年中さんになって、以前と違って、ふみたちは規律よく自分の場所に坐って待機する。

フランス人のJ君のお父さんが近くに行ってJ君のビデオを撮るが、J君、前を向いたまま。それに気付いたふみはJ君に教え、それでもJ君は後ろを向かない、ふみ、J君の顔を持って、無理やりにJ君パパの方へ向けた。

へぇ〜J君も照れるんだ。
J君パパたちフランス人はお互い抱擁して、ホッペにキスをして、挨拶を交わす。



年長さんがメイン。



カブトムシとザリカニを担いでワッショイ、ワッショイは、ふみたち。


年長さんが担いでる神輿は、もっと本格的。


いつの間にか、ふみたちも着替えしてる。



ソーラン節。

へぇ〜ふみ、わりとかっこ良く踊ってるじゃん!
ふみの隣りのJ君は、とても上手。リズムよく、動きもそれらしい。
J君は体を斜めに倒しながら、両手で何かを巻いてるような動作をして、
あ、これは魚を採る網を引いてるねとすぐわかる。同じ時の傍のふみの動きを見ると、両手で忙しく窓ガラスでも拭いてるかなとしか見えない。


急に音楽が止まって、「ただ今、放送ミスです」という声がスピーカから聞こえ、ふみたちが戸惑ってる時、一番月齢が小さいM君、すぐしゃがんで草遊びを始めた。



という訳で、ソーラン節はやり直しになった。


おっ、それらしいそれらしい。


うん?また動きがバラバラじゃない。


おおっ、ちょっと統一したね。



芝生の上に、赤や茶色のトンボがたくさん飛んでる。


定例の園長先生と副園長先生のミニコント。



年長さん一人一人の素手素足の棒登り「てっぺんまで目指せ」は、こちらも毎年の定番。


玉入れ競争。


リレーも走ったが、誰が一位というのは、ない。
今の教育方針で、一位とか、勝ち負けとかは、あまり言わないようにしてるらしい。
勝ち負けも、赤組白組にしてる、個人個人はない。
いじめや差別がおこらないように、誰かが傷付かないように、という今の教育方針からです。


少し前に、ある高校の先生とお話しをする時もこれに言及して、さらに今の教室の坐り順番も、昔の、背の小さい子が前、背の大きい子が後ろ、というのも無くしてるそうだ。
いじめや差別がおこらないように、誰かが傷付かないように。



すごいな日本は。
でもその高校の先生はそれを批判してる、不自然で、やりすぎだと。


どうでしょうね、いい面も悪い面もあるんでしょう。へへ、言ってないと同じか。



今日は満月。見事なお月さま。

同じく東から昇ってきて、一瞬これは旭日じゃないかと勘違いするほど。