料理日和
曇っていて、肌寒い。
10時過ぎ、ふみと外にでかけ、神社の横で、ちっちゃな葡萄のようなものがいっぱい落ちてるのを発見。
その時、神社の奥様らしきご婦人が来て、ふみに木の実を二個渡して、「キシの実よ。あげる」
「これ、どこで拾ったの?」とのふみの質問に、ご婦人はふみに境内の大きな木のところにまで案内。
お二人でまた一緒にさがしたけど、見つからなかった。
「注意して見るから、また拾ったらあげるね、またここに来る」
「うん。またここに来るからね。う…ん、じゃ、これあげる」とふみは手に持ってるちっちゃい葡萄をご婦人に渡し、ご婦人は笑って、ふみとさようならしました。
アンパンマンショップに通った。やなせたかし先生が時々ここにいらっしゃるという。
でもふみは、もうアンパンマンより、仮面ライダーとかのヒーローがいいみたい。
結構遠くまで歩いた。
帰りはスーパーでお買い物して帰って来た。肌寒い。
「炸菓子」という、小さい頃お正月に作った小麦粉の揚げ菓子がありまして、
素朴な味でいつも懐かしむのです。
今週いっぱいまでの賞味期限のバターが冷蔵庫にありまして、とても食べ切れそうにないので、今日、その「炸菓子」を作りました。
ふみも楽しそうに一緒に作りました。結構真剣です。
わりと要領よく、上手にできた。
[
出来上がったのは、あの素朴で懐かしい味でした。
キノコやお花や三つ葉など、いろいろ遊んでみた。
ふみは、おいしいおいしいと食べて、次から次と口に入れながら、「パパにも取っとこうね」と。
よかった〜 ふみには色素や防腐剤などの添加物の入ったお菓子は、できるだけ食べさせたくないから。
「エイだ!」
「一反もめん!」
久しぶりだわ〜というかタイムマシーンに乗って、子供時代に戻ったみたい。
母とわたしもこうやってこの「炸菓子」を作ってた。
蝶々なども作ってた。
母と小さい頃のわたしは、お菓子を作りながら、静かだった。
ふみとわたしは、ずっと喋ってる。
夕食は、これもやっぱり昔、母が作ってた「真珠丸子」という、もち米がまぶしてる肉団子を作った。
淡泊で上品な味。こちらも味の素などの調味料は入れてない。でもおいしいと、ふみとパパから好評。
今日は中華料理の日になりましたね。