歯が…。

テレビの、まだたびたび出ている、関東か東北での地震速報を見て、
「あっちこち、もうどうなってるの?日本は、もうダメじゃない?」とつい言ってしまったわたしに、
ふみが、「ママ、そういうこと言わないで、僕、日本人だから」と。

…。
でもママだって国籍は日本ですよ。


そうね〜、「大乱而大治」。
これから復興に向かって、きっと経済の好転機になるわ。よく考えたら、結果はこれしかないよ、うん。

今は、辛抱辛抱。


仕事先に送ったフランスパン、同僚から、「超助かる」とのお礼のメールが来ました。

嬉しい。


本当ならお水を送ればな〜。


ここの唯一のスーパーは、駅のすぐ近くにある大きい生協のCO-OPです。
全国チェーンなので、調達関係のためか、わたしたちが来た時点、既に2リットルの水は、お一人2本と制限されてました。


昨日、関東地方の水道水に放射線物質が検出されたという発表のあと、お一人一本となりました。


今日になって、午前中の関西番組のニュースで、飲料水は、開店同時に売り切れ、との報道が。


大阪も、これから毎日水道水の放射線の数値を測ることに、という報道も。


なかなか穏やかになりませんね。




夕べ、東京にいる、香港人の知人から電話がありまして、

「あたし、水も食べ物も気にしてないよ、気になるほどの数値じゃないし。たとえ本当に、放射線で30年後がんになったって、うちのおばあちゃんあんた、90過ぎてるんだよ、あと何年いきられる?あたしだってあんた、60過ぎてるから、うちのおばあちゃんだけじゃなくて、30年後、あたしだって、この世にいないわよ、あはははは」

あははは。


小さい子がいないなら、あたしも同じ考えですけどね。


すべては、まだ小さい、この子のためなんですけどね。


「ママ、月まで歩いて行くのは、どれくらい時間かかる?」
「月?お月様?」
「うん、お月様」
「歩いて?さあー、何時間かかるだろう」
「何時間?もっとかかるよ。パパに聞いたらね、11年かかるって」
「そう〜、ずいぶんかかるね」、なにその中途半端な数字。


「ふみ、ウルトラマンが来ればいいね、原発をあっという間直して、地震を退治…」


ウルトラマンなんか、いないよ。サンタも」

(∋_∈)


いると信じましょうよ。サンタはいいけど、ウルトラマンのことを。


しかしふみ、いつウルトラマンやサンタが実在しないと知ったんでしょう。


そのふみ、今日の午後、下の前歯が一本抜けました。


「や〜ふみ、おめでとう。これでサシスセソがうまく言えなくなるわよ」

「えっ?なんで?サシスセソ、サシスセソ」
「あっ、言えた」
「なんで言えないって言うの?」
「わかったわかった、一本だけだからよ、二本抜けたら…」


ふみの乳歯は、虫歯全然なかった。
永久歯が生えても、同じく大事にしてや、ふみはん。



連日乾燥注意報が出されて、さすがお肌も髪も、乾燥してることをすごく感じている。

静電気もビリビリ。


ふみの足のふくらはぎもカサカサで湿疹が出来ました。
毎日ちゃんとクリームを塗ってあげてるのに。



今日、ふみと駅のお店に行って、小さいかわいい加湿器を買いました。






イチゴを買って仏さまに。

そのイチゴはふみの気掛かりとなり、「ママ、もう仏さまは食べたんでしょう?ふみたち食べようか」