プリン
朝、ふみは6時頃に起きて、「パパ、パパ、もうプリンはできたよね」とパパを揺らす。
夕べ寝る前に、ふみはパパとプリンを作りました。
ふみは、パパの指導によって、プリンの素や牛乳をお鍋に入れて、火にかけて慎重にかき混ぜ、容器に流し込み、冷蔵庫に入れた。
そのプリンが気になって気になって、早朝から…。しょうがないね。
奈良で奇遇した先生に同行していらした京大の名誉教授のK先生が、写真を送って下さいました。奈良にお住まいの先生のお手紙には、
「東京は、今でも地震が多くて怖い都市でしょう、私の責任ではないのかもしれないけれど、こわい思いをおかけしてすみません。」
と書いてありました。
思わず笑ってしまいました。
最近、無性に髪をカットしたくて、夕方、美容室に行きました。
ロングヘアーを、セミロングにしてもらって、気持ちも軽くなった気がします。
美容室に座ってる時、揺れて、茨城、震度4。
担当の美容師さんは茨城出身で、それから地震や津波の話しになる。やっぱりどこに行っても、話題はこれと離れないね。
あの地震の日は、長い揺れの中、美容師さんたちはみんなお店から外に出て、その時、地面の下は地下鉄の空洞だからか、マンホールがガタガタと跳ねるように動いて、びっくりした、とその美容師さんは言う。
やっぱり怖いね、みんなそれぞれ消えない記憶があるんですね。
「家もひびとか入ってるけど、工事はやらない、だって3ヶ月以内また大きいの来るから、やったって無駄ですしな」
いやだ、そんなサラッとおっしゃらないでよ。