セミ
三連休明けの朝、荷物をいっぱい抱えて保育園へ。
夜中に目覚まし時計鳴って、ビックリ。慌てて起きて止めたら、再び眠りつくまで時間がちょっとかかった。
今度は朝になって目覚めるのが、いつもより遅く、大急ぎ。
時計の訳を聞いたら、昨日、ふみとお昼寝をした時にセットして、その設定を忘れて、ゆうべそのままだった、とパパが。
保育園に着いて、お布団のカバーをセットした時、年長さんのHちゃんという背の高い女の子が、ガラスドアの向こうから、ガラスを叩きながら、
「おにいちゃん〜、おにいちゃん〜」と、苦しそうな顔で叫ぶ。
Hちゃんは一人っ子、おにいちゃんも弟もいない。誰に向かって呼んでるのだろう。
Hちゃんの視線の先は、ちょうどU君が立っている、U君は照れくさそうにHちゃんを見て、へへへと笑う。
けどHちゃんは、まるで見えないように、眉をひそめて、苦しそうに「おにいちゃん〜、ね、おにいちゃん〜」とガラスを叩く。
韓流ドラマ見すぎやわん。
韓国語では、彼氏にも、おにいちゃんと呼ぶみたいだから。
Hちゃんの表情、それらしいそれらしい。
今日も暖かい秋日和。
暖かいから、蚊が蘇って、さらに今日は、一匹のセミが鳴いてた。
一匹だけだけど。
東京タワー近くの花屋さんから買ったちっちゃいかぼちゃ。
ヨガ教室に飾った。
昨日、ふみはパパと御苑に行って、昆虫日和の一日だった。
ショウリョウバッタ、蝶々、とんぼ。および、亀さん。