恐るべしタミフルの脅威的な力、40度の熱、夜中に、もうさっさと下がり、今日はふみの食欲もだいぶ出て来て。

ふみがインフルエンザで40度を越えた発熱だと聞いて、R先生がわたしに「なに、予防接種してなかったの?」
「しました。」
「予防接種して、40度の熱?ダメじゃない。だから言ったでしょう、予防接種、あれは製薬会社と厚生省の陰謀だよ。何の意味もないのに、宣伝して、受けさせて、製薬会社が儲かるだけだよ、陰謀だよ陰謀」

「…」
考えたことがなかったけど、この話を聞いて、考えてみたら、そうかもしれないですね。

予防接種、受けても受けなくても、なる人はなる。そして、なったら、タミフルをさえ飲めば、誰にも平等に効き目がある(相当の効き目)。

なのに世の中いつから、毎年インフルエンザはいかに“恐怖”かと、全国挙げて、大々的に宣伝、煽る。

ほとんどの人が予防接種を受け、そして、受けてない人と同じく平等に感染される。

そう考える、ほんとう、ちょっとバカバカしくなってきました。

インフルエンザの予防は、手洗いとうがいだけ(どんなウイルス感染症の対策も)。
なったら、這っても、タミフルをもらいに行く。
服用してから翌日に熱は下がる。

アデノウイルスや、たちの悪い風邪より、ずっと希望があるじゃありませんか。


世の中、“陰謀”がいっぱい潜んでますな。


昨夜から雨が降り出して、今朝、レインコートと傘で、わたしは学校へ。

時間割表を確認して、この時間帯は図工のはず。すると担任のK先生はお一人で教室で、毎日に配る知らせや宿題を机に並べていらっしゃるでしょう。

教室に覗いたら、生徒さん普通に授業を受けてました。?!、わたし、時間割表の見間違い?

K先生はすぐわたしを気づいて、出て下さいました。
「だいじょうぶですよ」と。

廊下でしばらく先生とお話をして、感心するのは、その間、教室はとても静かで、子供達自習しています。

さすがK先生、一年近くの教育によって、こんな紀律を守れる学生になって。

「どうしましょう、宿題、毎日ファックスしましょうか」

ファックスはありますが、ほとんど使ってなくて、紙はもうダメになってるのでは。

先生は漢字の宿題だけ下さいました。
ふみは漢字の授業が大好きだと。

「あまり消しゴムを使わないようにと、私からの伝言を伝えてください。彼はね、ちょっとでも書いた字が気に入らないとね、一生懸命消しゴムで消すんですよ、紙に穴が開くほど…」

「先生、木曜日の保護者会なんですが」

「それはお子さんのことを優先してください。出なくても全然問題ないです」

保護者会の資料も頂いて、一階の保健室に行って、登校許可の用紙の健康カードをもらいに。
保健のW先生に呼び止められ「ちょっと坐って坐って、時間だいじょうぶでしょう」

あまりだいじょうぶじゃないが…、20分もお話をして。

雨は昼ごろに上がり、すぐ晴れ間が出ました。

夕方、念のため、わたしも病院に、インフルエンザの検査を受けに。

結果は、かかってないと。よかったわ。

「先生、インフルエンザの予防接種、あまり意味ないじゃありません?受けてるのにかかって、あれは、何のために受けたのかしら。もうわたし、来年やめようかと思って。どうせなったら、タミフルを飲めばいいんでしょう?」

H先生は笑って「う…ん、ま…、個人の判断ですね。ただ、受けたら、軽く済むとよく言われますね」

「軽くないですよ。子供は、昨日、ずっと40度でしたよ、受けてましたのに」

「はははは、ま、でも、子供は、つまり未成年は、受けたほうがいいですよ。重症化にならないように。大人は重症化ないけど、子供は、脳症になる場合がありますから」

う〜ん、なんかあやしい。

陰謀だわ陰謀。