代償
とても台風と結び付かないような静かな雨、一日しとしと、霧のような、煙のような。
大事をとって、一日横になって、夕方、傘をさして、学童クラブへ、連協大運動会のバザーの値札つけに出掛けます。
何人かのお母さんと、わたしは黙って作業、類似品を同じ袋にまとめ、シールを貼って、
“10円” “50円”と書く、100円はないです。
いくら新品でも。100円なら、もう趣旨が違って来るから。
わたしは黙って作業、終わって、黙って出てきた。
口を開いたら、なにか愚痴をもらしそうだから。
このお母さんたちは別になにも悪くない、誰も悪くない、ただお互いの考え、価値観が違うだけだから。
ぶつかるより、わたしは放棄すればいい。
けど、この作業は参加すると前から言ってたから、守らないと。
ちょっと無理したせいか、腰、またダメになって、ありゃ〜、これは…、
明日、やはり無理かも?