二年間
Fさん、また高野山から降りてきました。
体調を崩して、
「何十年ぶりに病院に行ったよ。肺炎になりかけてるかもしれないとかって言われて、レントゲンを撮ったら、別になんもなかったから、俺、薬をもらわないでそのまま帰っちゃった」。
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Fさん、実家の仙台に1週間戻り、また東京に来て、また高野山へ。
ふみにと、仙台の小さいお菓子をくださいました。
いつも申し訳ないわ。
それからFさん、徒歩で下宿しているお友達のところへ。
なんとそれは上野です。
ここから上野まで、かなりの距離なのに。びっくり。
「大丈夫っすよ、あんま電車とか乗らないんで」と、そういえばFさん、以前から言ってましたね。
夕方、小学校のお母さんのBさんにバッタリ会いました。
さっそく電話番号を聞かれて、
4月より二年間、地域担当、お願いしますね、と言われて
(@_@)
「はい。どうぞよろしくお願いいたします」。
「大丈夫大丈夫、ママならきっと大丈夫。そうね、夏やすみまで、ちょっと忙しいかな、ほら、新入生下校したら、連れて帰るでしょう?夏祭りの子供御神輿でしょう?アイスクリーム配りでしょう?警備巡回でしょう?…」とBさんが。
「は、はい、頑張ります」
「大丈夫ですよ、ママなら」
小学校のお母さん同士、よく相手のことを“ママ”と呼んで、
わたしは、なかなか、やはり、××さんがいいな。
「あ、そうそう、ママの担当は2年間ですからね」
「はいっ!」
2年もですか〜
せっかく小学校のPTAの役員のくじを当たらなかったのに、
こっちは、容赦なく、ですか〜