青白い


古本屋さんから入手したこの画集、とてもうれしいです。

夢二の画集や、関する本は、いろいろ持ってますけど、子供たち、母と子をまとめた1冊は、なかったものですから。


気付いたら、近所の街灯、みんな換わりました。

明るくなりました。


白に近い蒼白の光り、風情は全くないや。
今どきに一番いいとされているLEDのでしょう。

イヤだな、わたしは。明るいからこそ、その笠の後ろの世界、余計に暗闇になります。


イヤだな、わたしは。こんな光り、
冷たくて、嘘っぽくて、寂しい。

ぼんやりのオレンジ色は、よっぽどいいわ。