2008-07-07 今夜 彼女は一つ溜め息を置いて 窓の外を通った 僕は彼女の横顔への記憶と、その溜め息を頼りにして 彼女を探す旅に出た 雨風が僕の顔を荒くさせ 噂を聞いた彼女は僕の目の前に現れた 僕は彼女にお礼を言って、 いいえいいえあなたは僕の探してる人じゃない 僕は、心の中のあの溜め息を一生探し続けるから、どうかこのままずっと現れないで 僕には、「探す」のが支えなんだ、僕それを酔い続ける