二日間の風邪

昨日の昼頃、ふみが急に熱をだしてしまいまして、保育園から連絡ありました。


普通の風邪だと思うけれど、保育園にヘルパンギーナになった子が出ているとのことで、念のため近所の耳鼻科で診てもらいました。
綿棒で喉の粘膜を擦って、その組織を調べて見たんですが、ヘルパンギーナでも溶連菌でもなく、普通の風邪でした。なにか菌をもらっちゃったには違いないようですけど。


ふみは食欲がなく、39度の熱も続いてました。額に冷却シートを貼り、夜は氷枕で寝かして、夜遅くなって、熱はやっと下がりました。


今日は保育園は休んでもらいました。
高熱でも、子供はぐったりもせず、走りまわってるというのは、いつも感慨深いものです。
熱が下がったとは言え、まだ食欲も全然無いです。なのにふみは外に出たがるのです。
午前、地下鉄に乗って新宿三丁目紀伊国屋書店に行ってきました。


ふみは地下鉄の中でおとなしく静かでした。降りてすぐ
「ママ抱っこ」と。抱きあげたら、ふみは地下鉄に向かって
「地下鉄バイバイ、行ってらっしゃい」と手を振ってました。


ドアが閉まって、発車するかと思った時、ドアがまた開いて、またすぐ閉まって、今度は発車したのです。


ふみがちょっとびっくりしているのを見て、
「ふみ、これはふみへのご褒美だよ。ふみちゃんは地下鉄の中でおりこうでしたから。地下鉄さんは、うん、あの子に挨拶しようと、一瞬また開けてくれたね」


ふみは目をキラキラさせて、実に喜んだみたいです。
「いっしゅん、開けたね、ふみに、ご褒美、イッシュン」と何回も言っていました。


紀伊国屋書店の8階の児童本のコーナーで、ふみ、やっぱり工事や車関係の本をばかり開いて読んでました。
音声の出る働く車の絵本を買いました。


夕飯の時、食欲も恢復して、ふりかけご飯をお代わりして上機嫌で食べました。
韓国海苔の小さいおにぎりを作ったら、それも食べました。


ふみの初めての韓国海苔は、金さんという韓国の方から頂いたのですから、以来、ふみは韓国海苔のことをずっと「金しゃんのり」と呼んでいます。
金さんからの海苔は、とうに食べ終わったのにね。



昨夜、発熱してる時、
「ママそばにいないで、あじゅじゅを探して。」
あじゅじゅ?あじゅじゅどっかに行ったの?」
「月の世界に行ったの、ビョンっと」
「あばじゅは?」
「あばじゅは、ふみを抱っこしてるの」
「…」


よくわからないですけど、どうやらあばじゅたちにお世話になってるみたい。
あばじゅも、あじゅじゅも、ありがとうね